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マラソンで多いお尻の痛みについて ~針中野フィジカルケア鍼灸整骨院~
- 2019/12/19
- お尻の痛み
こんにちは。
今日は、マラソンやトレイルランニングで走られている人たちによくある
お尻の痛みについて書いていきます。
ランニングをしている方で悩んでいる方も多いと思います。
よくあることが
この中殿筋といわれる場所の痛みが出てしまうことが多いです。
よくネットでは梨状筋症候群と記載されていることもありますが、
比較的梨状筋の痛みは起こりにくいとされています。
では、なぜ中殿筋が痛むことが多いのか!?
基本的によく使うお尻の筋肉は、一番外側にある大殿筋です。
それに併用して中殿筋、小殿筋がサポートをしてくれます。
大殿筋は、骨盤を支え、歩くやランニングなどで
足を後ろに蹴り出してくれる動作に関係します。
中殿筋は、歩くや走るなどで片足立ちになることがありますが、
この時、中殿筋が作用することで骨盤が傾くことを防ぎます。
ただし、大殿筋が機能しにくく、中殿筋に負担をかけている場合があります。
それは、骨盤が後傾している状態です。
よく、走っている時に骨盤が下がっている、お尻をもっと使ってなど言われたりしませんか?
後傾している方は、このように姿勢が丸まり、骨盤が後ろに傾きます。
この姿勢で走ったりしていると、大殿筋が上手く働かず、中殿筋に頼ろうとします。
この状態で、メンテナンスもせず何キロも走り続けていると痛みが出ます。
さらに足の接地が悪い方も注意です。
足の接地が悪いと足がぐらつきます。
そこで足のぐらつきを制御して骨盤を安定させようと思うと中殿筋が働きます。
このように外反母指や内反小趾、浮指が出てしまっていると
バランスを崩しやすく、足にも様々な障害が起こってきます。
このような足になっている方も、中殿筋に無理な負荷がかかっていると考えられます。
当院では、お尻の痛みを取ることはもちろんですが
予防のためにも姿勢の改善や、筋バランスの調整もしっかりさせて頂きます。
足に関しても、足の崩れがあると走る際のパフォーマンスにも関係してきます。
しっかり足の崩れを矯正させて頂き、必要であればフルカスタムインソールで
足のバランス調整、アーチ矯正、パフォーマンスアップもさせることが可能です。
お困りの方、当院に一度お問い合わせください。
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院