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モートン病について
2019/08/06
その他の痛み

こんにちは。
今回は足の甲や足底の痛みの症状であるモートン病について書いていきたいと思います。

第4指の付け根の痛み(モートン病)の症状

主に第4指のつけ根に起った痛みを「モートン病」と呼んでい
す。
  • 4指のつけ根部分に「チクチク」「ぴりぴり」とした痛みや中には棘か針でも刺さっているような感じがしたりします。
  • また、灼熱感やほてり感などの違和感がある人もいます。
  • 人によって表現が多少異なりますが4指のつけ根を上下から強くつまんでみると一点に激痛があるのですぐ分かります。
  • 軟骨部分の異常なので通常X線像には写りません。
  • 痛みがひどい場合は疲労骨折まで進行している事があるので、原因をはっきりと理解した上で、正しい治療をしていかないとなかなか治りません。

第4指の付け根の痛み(モートン病)の原因

外反母趾のある人に多く見られ、つまずかないようにと無意識の内に指上げ歩きをして、4指の指の付け根を地面に繰り返し打ち続けてしまうために起こります。
指上げ歩きは靴の中で足先がZ字形となり、上下から圧迫される格好で収まっているため、中足骨の骨頭部分がクッション無しに地面に打ち付けられることになります。これを1日何万回と繰り返してしまうため、骨頭部分の軟骨が破壊されたり、変形してトゲのようになり、これが歩く度にまわりの神経を圧迫・刺激するため、様々な症状を起こしているのです。
また、中高年者でタコができていたり、また関節リウマチやヘバーデン結節がある人は、軟骨がより破壊や変形しやすいという病気の特徴も加わるので多く発生します。
これもX線像には異常が現われませんので、触診(上下から指で強くつまむ)で損傷の程度を確認してください。悪化させてしまった場合のみ、疲労骨折としてX線上に異常が現われます。

第4指の付け根の痛み(モートン病)の対処法

  • 「テーピング法」を4〜6ヶ月すると変形や疲労骨折が修復されます。人間には固定をすると「過剰仮骨の吸収と付加骨の添加」という自然治癒力が発揮され、根本的に治癒してきます。上手く貼れた場合は最もサポート力はあります。
  • 自分でできない場合は、室内用として、専用外反母趾サポーターで代用することも可能です。外出用としては、緩んだ中足関節の弱めの補強をするために、伸びない包帯を甲部分に軽く巻いてテーピングテープで留め、その上からテーピングの代わりとなるテーピング靴下を併用する方法がお勧めです。

  • 靴の中には免震インソールを入れることで、できるだけクッション性を保ち、足裏から伝わる「過剰な衝撃波とねじれ波」を防ぎます。
  • 悪化させると疲労骨折を起こす場合もあるので、早めに専門家にご相談下さい。
当院ではテーピングに加え特殊電気治療器(EXE)を用いて関節の痛みの除去を行えます。
足元の痛みは日常生活に大きなストレスを抱えることになります。
もし足に違和感や痛みがあるのなら是非一度ご連絡ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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