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水泳肩について
2019/08/06
肩の痛み

こんにちは!

本日は水泳肩について書いていきたいと思います。

多くはオーバーユース(使いすぎ)症候群です。
泳ぎ過ぎなどでのストロークの反復
により、肩の腱が肩甲骨などに衝突して炎症を起します。

クロールとバタフライでは、推進力を生み出すのは圧倒的に腕の運動です。
そのため、肩関節はフルに動かされます。そこで次のような動作が故障を起こしやすいのです。
クロールでは、水から抜いた腕を前方へ運び、ふたたび水中へ入れますが、入水前に肩関節は内側に回転し、同時に前方へ思い切り伸ばされます。このとき肩甲骨の強力な靭帯と、上腕2頭筋の腱などがぶつかってこすれ合うことがあります。

水中でプル動作が進むにつれ肩を内側へ、脚の方へ強い力で引かれるので、こすれあう腱への血液循環が悪くなります。このようにして腱の炎症が起きると少しずつその部分が肥厚して、摩擦が強くなります。その結果おきる肩関節痛が水泳肩です。
 

症例別〜水泳肩〜
この他に症状が重い場合 腱板損傷、インピンジ症候群(肩のインナーマッスルが損傷)があり、腕を動かすときに肩が痛い。夜間痛・可動域制限がみられるときは注意が必要です。

症状が良くならない時はMRIで検査が必要です。
レントゲンではわからない場合があるので専門医に相談しましょう。
水泳肩の予防には、その選手に合ったトレーニングを考える必要があります。
また、早めにリカバリー動作に移るようにしたり、入水時に母指からでなく中指から入るようにしたりすることにより、肩の内側への回転をおさえるようにフォームを修正するとよいのです。

クロールではローリングを有効に使うことや、練習の中で呼吸側を変更して、片側の肩への負担を軽くするように考えます。ハンドパドルの多用も控えるとよいでしょう。

水泳肩の治療

比較的痛みが軽症の場合は痛い練習前、練習後のストレッチをしましょう。
特にストレッチングは肩から上肢、手指まで入念にしましょう。

また強化のためのインナーマッスルエクササイズも重要ですが、同時に体幹の筋力強化をしておかないとストリームラインのブレ修正ができないので、あわせて行なうと良いでしょう。

当院では鍛えにくいインナーマッスルに対してアプローチができる特殊な機械を扱っています。

更に筋肉のバランスも整えることができます。

インナーマッスルを鍛えてバランスを整えることでブレを修正して痛みにくい状態にします。

お困りであれば是非一度ご連絡ください!

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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