こんにちは!
水泳は、肩を必ず動かしていくスポーツですので
肩の痛みが出る方は、少なからずいると思います。
そこで今日は、肩の痛み(スイマーズショルダー)について書いていきたいと思います。
スイマーズショルダー(水泳選手の肩の痛み)とは、
肩関節のインナーマッスルである棘上筋と上腕二頭筋による
烏口肩峰弓(烏口肩峰靭帯と肩峰前縁)への“インピンジメント症候群”である。
棘上筋腱の付着部近くと上腕二頭筋腱の関節内部分には元来、血行不全部位が存在する。
肩関節の屈曲、外転、内旋動作の反復によりそれらの部位が腱炎を生じその結果
肥厚をもたらし、肩峰下滑液包が強靭な烏口肩峰靭帯の外縁や前縁で痛みを生じることになる。
スイマーズショルダーの診断は、
肩関節痛が何時頃からどのような上肢の動きで起きるのか、
トレーニングのどの運動で誘発されるのか、
肩関節のどのあたりに局在するのか、確かめることが重要です!
基本的には上肢を頭上に挙げる時に痛みを訴えることが多いです。
肩関節の前方の痛みが典型的であり、
後方の僧帽筋や肩甲骨近傍の痛みは疲労による筋肉痛であります。
以前に肩関節痛を感じたことがないかを確認する。
治療として、インナーマッスルとアウターマッスルの不均衡も原因のひとつであり、
インナーマッスルの強化も必要です。
インナーマッスルの強化は地味なものですが、
これがあとあと大事になってくるとのことなので、しっかり取り組みます。
それだけでなくストレッチも必要になり、可動域をあげることも大事になります!
対処法として
肩の使用を極力減らすようにして、アイシングをすることが大切です。
痛みが軽減してきたら使用する前のウォームアップを十分に行って筋肉をあたためること、
ストレッチを徹底し柔軟性の高めることなど効果的です。
このような症状が出てしまった場合、早めの治療をしてください!
お困りでしたら一度お問い合わせしてください。