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喘息の改善には呼吸筋の強化
2019/08/06
院内設備について

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます(*^^*)

今日は喘息と呼吸筋の関係について解説していきます。


喘息を少しでも和らげようとするなら、喘息にいい体操を取り入れてみるのもひとつの方法です。

体操で呼吸筋を鍛えたり柔軟性を高めたりできれば、

喘息も起こりにくくなるのではないかと考えられています。

呼吸筋が弱くなってしまうのには次のような原因が隠されているといわれています。

猫背になっている姿勢が悪い運動習慣が無く心肺機能が弱っている加齢によるもの

現代人を見てみると非常に多くのことが当てはまっていますね。

特に猫背の人はかなり多いといえます。

猫背になれば当然気管支が圧迫されて空気の通りが悪くなり、

それが息苦しさを感じさせるひとつとなります。

もちろん気管支の炎症も原因ですが、

それ以上に気管支が元々狭くなっているのも苦しさを感じやすい原因なのかもしれません。

特に普段から運動をして無い人は心肺機能が衰えやすく、

ちょっと動いただけでも息切れを起こしてしまいます。

このように呼吸筋が弱っているときに気管支が炎症を起こしたら?

今は子供でも運動習慣が無く家で遊ぶ子供が多いですし、

大人だって車があるから歩くことも無くなりました。

このままでは心肺機能がどんどん弱っていくのは当たり前です。

スポーツ選手の中に喘息患者がいるのは、心肺機能が鍛えられたため克服できたともいえます。

まずは気管支を圧迫する原因を取り除いてあげましょう。

ためしてガッテンで紹介された呼吸筋を鍛える体操番組の情報によると、

体の硬さは血管の硬さにも関係があるのだとか。

確かに喘息を持っている方はかなり体が硬いほうで、ガチガチです。


肩のウォーミングアップ

1.両足を肩幅に開いて立ち、背筋を伸ばしてリラックスする

2.鼻から息を吸いながら、両肩をゆっくりと上げていく

3.口からゆっくりと息を吐き、肩を後ろに回しながら下ろす

4.1〜3を10回程度くりかえす


吸う筋肉のストレッチ

1.両足を肩幅に開いて立ち、胸の前で両手を組む

2.鼻から息を吸いながら、腕を前に伸ばし、背中を丸めていく

3.口からゆっくりと息を吐きながら、1.の姿勢に戻していく

4.1〜3を10回程度くりかえす※ 軽くひざを曲げるようにしておこなうと背中がストレッチされやすくなります


吐く筋肉のストレッチ

1.両足を肩幅に開いて立ち、片方の手を頭の後ろ、もう片方の手を腰に当て、鼻からゆっくりと息を吸う

2.吸いきったら、息を口から吐きながら、ひじを持ち上げるように体の側面を伸ばす

3.息を吐ききったら1.の姿勢に体を戻す

4.左右交互に各10回程度くりかえす


喘息を治す為にはとにかく運動といわれていますが、

もしかしたら呼吸筋が固くなっている人ではその効果が得られにくいのではないでしょうか。

まずはストレッチや体操にて筋肉をほぐし、

ちゃんと呼吸が出来るようになってから運動を実践したほうが良いように思います。

元々硬くなっている人が無理して運動をしても、ちゃんと呼吸筋は鍛えられないかもしれませんね。

また、呼吸筋が鍛えられると心肺機能がアップするだけでなく、姿勢も良くります。

普段立ち姿勢が悪いといわれる人は、それだけで呼吸筋が落ちている事が分かります。

呼吸筋には吸うための筋肉、吐くための筋肉があるため両方を鍛えるのが有効で、

それらを取り巻く筋肉をストレッチする必要もあります。

単なる腹式呼吸を実践するのではなく、

息を吸うときには筋肉が収縮することを意識したり伸ばしたりを実感しながらやるのがコツです。

ちょっと分かりにくかったという方は、

呼吸筋を鍛えたり気管支のゆがみを治すためのエクササイズDVDを利用してみるのも良いと思います。

ただ喘息は運動をして心肺機能を鍛えれば良いと言うものではなく、

それだけだと漠然としているだけでなかなか喘息が良くならない人も出てくるはずです。

運動すれば苦しいのにそれを我慢して続けていれば、心肺機能が鍛えられるというのも無理な話ですよね。

まずは心肺機能を鍛えるのではなく、呼吸筋を直接アプローチしてみるのも良いのではないでしょうか。

エクササイズや体操だったら子供でもできますし、

忙しくて運動をする時間の無い大人だって取り入れられます。

直ぐに鍛えられるわけではありませんが、

継続すれば喘息があってもスポーツができる体になれる可能性は高いと言えます。

そもそも水泳が喘息にいいといわれるのは、この呼吸筋を正しく鍛える事ができる可能性が高いからです。

湿度が高く発作が起こりにくく続けやすい、更に呼吸筋も効率よく鍛えやすいからです。

道具を使って呼吸筋を鍛える方法もありますが、やっていても楽しくありませんね。

水泳なら楽しいから続けられる、湿度が高くて発作が起こりにくいから継続できる、

更に続けると呼吸筋が鍛えられて良いことずくめ。

こんな効果が期待できるわけですね。

ただし、誰でも水泳を続けられるとは限りません。

水泳が苦手な方もおられますよね。


当院には喘息の改善に有効な低酸素トレーニング装置があります。

血液内のヘモグロビンを増加させ、呼吸筋を強化させることにより、

呼吸機能の改善、酸素運搬能力をアップさせて喘息を改善します。

ぜひお試しください!

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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