こんにちは。
今日はリトルリーグ肩について書いていきたいと思います。
リトルリーグ肩
骨の端には軟骨があります。
レントゲン写真を見ると、
この骨と軟骨の境目には線が
入っているように見えます。
この線を骨端線といいます。
子どものころは軟骨が伸びることで
骨が成長し、身長や手足が長くなります。
成長は中学生くらいまでつづきます。
成長が止まると、骨端線が閉じて
骨が伸びなくなります。
投球動作を行なうと、肩にねじれの力
と引っ張りの力が加わり、
それが繰り返されると骨端線が
傷ついて痛みが出たり、
ひどい場合には軟骨が
はがれたりすると言われています。
とくに小学生の選手に起こった
骨端線離開を「リトルリーグ肩」
と言います。
リトルリーグ肩では、
投球動作をすると肩が痛み、
放っておくと投球後も痛みが続きます。
この場合も、痛みの原因は骨よりも、
むしろ硬化した筋肉にある場合が
ほとんどです。
また筋肉を柔軟にすることにより、
骨にかかる負担が少なくなり、
血流も促進されるため、
痛みの改善が早くなります。
しかし、間違っても、自己流で
マッサージやストレッチを
しないことです。
患部にかえって負担をかけてしまい、
痛みが取れづらくなります。
発症してから間もない場合だと、
1ヶ月もかからずに練習に
復帰することができます。
けれども、痛みをガマンしながら
投球をつづけると、その分
完治までに時間がかかるようになり、
ひどくなると何ヶ月も投球が
できなくなることもあります。
まずは専門家に相談をしてください。