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内くるぶしの痛み(後脛骨筋腱炎) 〜ランニング障害〜
2019/08/06
足の痛み

こんにちは

今日は、ランナーさんがなりやすい

内くるぶしの痛みの一つを書いていきます。

今回は後脛骨筋腱炎についてです。

マラソンやランニングで多い内くるぶしの痛み!

周辺それは後脛骨筋腱炎(こうけいこつきんけんえん)の可能性があります。

後脛骨筋腱炎 ランニング障害 インソール作成なら岡山市北区の大元駅前 ...

後脛骨筋は、このようにスネの内側を下向きに走行し内果(内くるぶし)の後ろを通り土踏まずに付着します。

この筋肉は、シンスプリントなどにも影響してきますのでお気をつけ下さい。


後脛骨筋以外にも内くるぶしの周辺には長趾屈筋・長母趾屈筋という筋肉が走行しています。

その中で一番内くるぶしに近い場所を走行しているのが後脛骨筋です。

内くるぶし周辺では腱の走行が急に変わる為に摩擦が起こりやすいです。

成人期扁平足は後脛骨筋腱の変性や断裂が原因

腱は腱鞘と呼ばれるトンネルの中を通過します。

そして腱が浮き上がってこないように屈筋支帯(くっきんしたい)と呼ばれる

バンドで上から抑えられています。

不良なランニングフォームやオーバーユースで

繰り返しストレスがかかり続けるとこの部分で腱炎や腱鞘炎を発症します。

後脛骨筋腱炎の症状

・内くるぶしの周囲に痛みがある

・内くるぶしの周囲が腫れている

・内くるぶしの後ろや下に圧痛が強い

・ランニングした翌日の朝に痛みが強い

・膝と足首を曲げるように体重をかけると痛い

初期では走れない程の痛みではないがそれを我慢して走り続けていると

徐々に痛みが増強してついには走れないどころか歩く際にも痛みが出現します。

強い痛みを訴えるランナーの話を聞くとずっと以前から内くるぶしに

違和感を感じていたという方がほとんどです。


原因と身体的特徴

・走行距離の急激な増加

・脚の筋力不足

・偏平足

・接地時のオーバープロネーション

内   外    


左のような扁平足でもこの症状はたくさん見られます。

人になってからの偏平足の原因として後脛骨筋機能不全=PTTD があります。

後脛骨筋は内側の縦のアーチ(土踏まず)の保持に大きく関わっています。

その筋肉が損傷などにより上手く機能しなくなる事で次第にアーチが消失し偏平足になります。

扁平足を改善し予防しておくことはとても大切です。



内くるぶしの痛みの理由は他にもたくさんあります。

・接地の仕方

・足裏のバランスが悪い

・足の使い過ぎ

・ケア不足

・スピード練習などで足に無理な負荷をかけすぎ

・内側靭帯の炎症 又は 損傷

などなど。

個人個人で痛みの出る理由が違うこともたくさんありますので

全ての痛みが後脛骨筋腱炎というはけではありません。

しっかり当院では、何故痛みがあるのかを判断し適切な施術をさせて頂きます。


当院での治療

当院では、まず状態を把握していきます。

足裏のバランス測定からさせて頂き、現状どういう足の状態なのかを判断します。

足のバランスやアーチなどが悪ければもちろん矯正していきます。

治療としては、足首に関係する後脛骨筋や靭帯などに施術・関節調整を行います。

さらに特殊な治療機器を用いることで、腱鞘炎、筋肉の張り、靭帯の損傷にも

効果を出していくことで早期の回復をさせていくことが可能です。

また、必要に応じてフルカスタムインソール作成して頂くことで

足の痛みの改善・予防になり、パフォーマンスの向上にも繋がります


たくさんのランニングにお困りの方に来て頂いています。

足の事であれば当院にお任せください。

もちろんランニング以外の足の痛みもしっかり対応させて頂きます。



大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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