こんにちは!
2016年春の選抜甲子園も終わり、
プロ野球は開幕致しました。
前回野球の「投球動作」についてお話致しました。
※詳しくは下記記載「野球における投げる動作について」をご覧ください。
今回は野球の「打撃(バッティング)」と「腰痛」についてお話致します。
打撃(バッティング)時における腰痛について
野球の「投球」「打撃」という動作はそもそも
腰への負担は非常に大きい動作と言えます。
腰は身体を後ろへ反らす「後屈」という動作
左右に身体を捻る「回旋」という動作
この二つの動作に対し非常にもろいものなのです。
打撃の際にはこの「後屈」と「回旋」を同時に行うために、
腰へのダメージがかなり強いと言えます。
さらに野球の練習においては、
その動作を1日に100〜1000回くらい繰り返すこともしばしばあります。
このダメージの強い動作に対しダメージを軽減させる対策をうつ事で
腰痛を招きにくい状態に、腰に負担のかかりにくい状態にしましょう!
打撃時の腰痛対策について
〇お腹、体幹のインナーマッスルを使う!
打撃の際構えの時点から身体を反らす(後屈)動作が加わり
スイングの終了時には、身体の回旋がバットを用いた遠心力もあり
本来の動く範囲より超過した身体の回旋動作が行われます。
先に述べた通り、これらの動作は腰に非常に負担の大きい動作です。
そこで「お腹を使う」という意識が重要になります。
上記の動作は主に、腰や背中の筋肉(背筋群)により動作を行うのですが、
これらの動作はお腹の筋肉(腹筋群)を用いて行う方がより効率的かつ「腰」への負担を軽減した状態にて行えるのです。
お腹の筋肉には、、、
・腹直筋(シックスパックを形成する筋肉)
・腹斜筋(身体を捻る際に使う筋肉)
・腹横筋(お腹を凹ませる筋肉)
があり、この中でも「腰」をサポートする作用の強い
「腹横筋」という筋肉を無意識下でも使える様なトレーニングを行う事がおススメです。
この「腹横筋」は近年よく耳にしたりする
「体幹トレーニング」でも重要性が言われており、
イメージとしては「身体の軸をつくる」「バランス感覚を強固にする」
という所に力を発揮します。
そして何より「腰のサポート」を行うのもこの筋肉です。
ではこの「腹横筋」を鍛える方法をご紹介いたします。
やり方はいたって簡単です。
「お腹を凹ませるだけ!」
打撃の場面においてお話すると、
バットを持ち、構えた状態にてお腹を凹ませます。
この際に、背中が丸くならないように気を付けましょう!
始めは1分間3セットを目安に行います。
それが楽にできるようになれば、
セット数を増やして行っても問題ありません。
あくまでも筋力トレーニングですので、
野球の腰痛が即座に治るという事はありませんが、
日に日に気にならなくなるような形となっていくことでしょう。
打撃で腰が痛い事にお悩みでしたら、
即座にこの方法を取り入れて頂く事をおススメ致します。
また、「どうしても早く腰の痛みから解放されたい!」
「野球による不調から解放されたい!」
という方は、当院までお気軽にご相談下さい!
痛みを改善させるように痛みの根源を見つけ、しっかり治療させて頂きます。





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