本日はスポーツ選手(特にマラソンランナー)に多い怪我とされるシンスプリントに着目したいと思います。
シンスプリントとは正式名称「脛骨疲労性骨膜炎(けいこつひろうせいこつまくえん)」と呼ばれる骨膜に炎症を発症することによって痛みを生じる障害の一種です。
シンスプリントという障害は、発症してしまった場合でも、運動をある程度こなせる点が実はくせものです。
練習が出来るので痛くても我慢してしまい悪化・長期化してしまいます。
しかし、どれだけ激しい運動をしていてもシンスプリントにならない人もいます。
逆にそれほど運動をしていないにもかかわらず、シンスプリントの症状が出てくる人もいます。
なぜそのような差がでてくるのでしょうか?
原因として考えられること
- 悪いランニングフォーム
- 足に合わない、クッション性のないシューズ
- コンクリートでの走り込みやトレーニング
- 筋肉の酷使
- 筋力不足、柔軟性不足
- 扁平足、回内足
- 筋肉の付き方のバランスが悪い
- オーバートレーニング
これらの方々に共通する足の状態として外反母趾や指上げ足(浮き指)で、足裏の免震機能が低下した人に多発します。
ランニングによる「過剰なねじれ」が上記の状態を作り出しいい加減にしておくと1年以上も痛みが続きますので注意が必要です。
このランニングで起きる過剰なねじれに対し、
当院では、足元に特殊なテーピング方法を施し
外反母趾・浮指を改善し地面を捉える能力を上げることで競技力の向上にもつなげる施術を行います。
シンスプリントは、放置すると疲労骨折することもよくありますので、
早めの治療をおススメします。
疲労骨折した場合は、当院では酸素カプセルなどで骨折を早く治し、
その後にしっかりとした治療をしていきます。
足だけでなく全身の筋肉のバランス、捻じれの状態などを整える施術も行います。
初診の患者さんには初めに自分の身体の状態を把握していただく検査(足形測定など)も行いますので
興味のある方、お困りの方、競技力の向上を目指されている方は是非一度ご来院下さい。
TEL 06-6702-7004
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院