こんにちは。
ランニング中、股関節の前側あたりが、ずきっ!
こんな経験はありませんか?
今日はそんなランニング中の不快な股関節の前側の痛みについてです。
股関節は非常に自由度の高い関節です。
そんな股関節は上半身と下半身のつなぎ目であり、
下半身の動作の起点でもあります。
そのため股関節には様々な筋肉や、保護するための組織がいくつも存在します。
人体最強の筋肉である大臀筋や、人体中最強の靭帯である、腸骨大腿靭帯という組織も股関節に存在します。
そんな強い組織構造の中に股関節の前側に存在するのが、
「腸腰筋(ちょうようきん)」という筋肉があります。
この筋肉の役割は、主に股関節の屈曲という動作を行うことにあります。
これはいわゆる、立っている状態で足を胸の方へ引き上げる動作になります。
この「腸腰筋」ですが、他の股関節に存在する筋肉に比べ、
さほど大きくない筋肉です。
そのため他の股関節の動作に比べ疲労しやすい筋肉だとも言えるのです。
ランニングは動作として、足を引き上げる(足を前に運ぶ)、足を後ろに蹴りだす
という動作にて行われています。
足を後ろに蹴りだす動作は「大臀筋」という最強の筋肉が
足を引き上げる動作は「腸腰筋」という大きいわけではない筋肉が行っているのです。
動作がそれぞれ交互に行われているため、
筋肉が持つ力自体が小さいほうに負担がかかりやすいのは言うまでもありません。
そのため「走る」という動作そもそもが股関節の前側に負担がかかりやすいということになります。
●痛みを防ぐためには?
痛み、違和感を防ぐためには、股関節の前側に負担がかかりがちな状況を軽減すればいいのです。
そこでできることをご紹介いたします。
1、股関節周りの柔軟性を向上させる
股関節は先も述べた通り、自由度の高い関節です。
そのため常に自由度を維持しておくことが慣用です。
自由度を維持しておく方法としてシンプルな方法が柔軟性を保つということになります。
柔軟性を保つためにはストレッチを行うことが重要です。
2、腸腰筋の保護作用をもつ筋肉が存在します。
実は腸腰筋の機能と似た作用を行う筋肉が実は存在します。
それは、、、
「大腿四頭筋」という筋肉です。
これは膝を伸ばすという作用を行うのが主な作用の筋肉なのですが、
大腿四頭筋の繊維の中に「大腿直筋」という筋肉が存在し
この筋肉が股関節の屈曲と言う作用ももつ筋肉であり、
腸腰筋と似た作用を持っているのです。
そこで、この筋肉を鍛えてあげることでも腸腰筋のサポートにもなりうると言えるでしょう。
この筋肉を鍛える方法としては「スクワット」が一般的なトレーニングとなります。
ぜひこれらの方法お試しください。
当院では、何故股関節に痛みが起こっているのか判断させて頂き
痛みのあるポイント、痛みの原因になっている場所へのアプローチをさせて頂きます。
当院でもたくさんのランナーさんに来院して頂いていますので
ランニングでの怪我・痛みは当院にお任せください。
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院!!
スポーツしていない方もご来院頂いていますのでお気軽にご相談ください。
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