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コンパートメント症候群について
2019/08/06
その他の痛み

こんばんはるんるん

昨日は大雨でしたが、皆さん大丈夫でしたか?

今日はコンパートメント症候群というケガについてお話ししますひらめき

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複数の筋肉がある部位では、いくつかの筋ごとに、骨、筋膜、筋間中隔などで囲まれた区画に分かれて存在しており、その区画のことをコンパートメントといいます。

このコンパートメントの内部の圧力が何らかの原因で上がり、筋肉や神経が圧迫障害されるようになった状態を下腿コンパートメント症候群といい、慢性型と急性型があります。

スポーツによるものとしては慢性型が多くみられます。

長時間の走行などで筋肉が腫大してコンパートメントの内圧が上がると、下腿の痛みを生じてそれ以上走れなくなります。

少し休むと疼痛は改善しますが、また走り出すと再発します。

急性型は、下腿骨折などの外傷時にコンパートメント内に血腫などが生じて急激に発症するもので、神経麻痺を伴います。

ギプスやサポーターによる圧迫でも生じることがあります。

症状

・脛骨の骨折、打撲、筋断裂など急性の外傷がきっかけになり、組織内圧が上昇。

 急激な強い痛み、しびれ、うずきを訴える。 →外科的救急処置が必要

・うずくような鋭い痛み、下腿前面に圧迫感を徐々に感じられる。(スポーツ活動中)

・スポーツを中止すると症状は完全になくなる。

・背屈力は低下し、底屈時は痛みが増強。足背から指にかけてしびれがひどくなる。(知覚障害が起ることもある)

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急性のコンパートメント症候群のように外科的処置を必要とする場合を除いて

電気治療やはりきゅう治療は有効です。

右図のように下腿は筋肉が何層も連なっているので、マッサージだけではなかなかアプローチできない筋肉もあります。

しかし、当院の電気治療器やはりきゅう治療ではその奥の筋肉にもアプローチできるので、原因となっている部分にダイレクトに刺激を入れることができます。

症状を正確に把握し、下記関係筋肉にアプローチします。
  
 @ 前脛骨筋
    長趾伸筋
    長母趾伸筋

 A 長・短腓骨筋

 B 後脛骨筋 ※慢性型に多い
    長母趾屈筋
    長趾屈筋

 C 腓腹筋
    ヒラメ筋
    足底筋

※早期に治療しないと、筋群の内圧が神経、血管を圧迫し手術が必要となる事があります。

今後の予防も含めて、気になる方はぜひ一度ご連絡ください電話


大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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