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スポーツに対するO脚がもたらす影響 ~当院で行う治療とトレーニング~
2025/07/28
膝の痛み
こんにちは!
今回はO脚がスポーツにどのような影響をもたらすのかを書いていこうと思います。

足の形には3種類あります。
1.O脚
2.X脚
3.XO脚
の3種類になります。
O脚 に対する画像結果
今回はこの中でO脚について書いていこうと思います。

O脚とはどんな状態?

O脚とは、両膝をそろえて立った時に、膝の左右の内側がくっつかず、
足全体がアルファベットの「O」の字のように見える状態です。
別名では内反膝とも呼ばれます。

具体的には、両膝が外側開いているように見える状態です。
両足の内くるぶしをくっつけて立っても膝の内側同士が離れて隙間が出来てしまう状態です。

O脚は、生まれつきのものもありますが、日常生活での姿勢や歩き方、筋肉のつき方などが原因で後天的にも起こります。
O脚を放置すると、見た目の問題だけでなく、膝の痛みや下半身太り、腰痛などの原因になります。

O脚がもたらす症状として膝の痛み、腰痛、下半身の疲れやすさ、下半身太り、歩行時の違和感、膝関節の変形、関節水腫などが考えられます。

膝の痛みとして外側の膝に痛みを起こしやすいです。
なぜ内側に痛みが出るのかは膝が外側に開いているため、外側に体重が偏っているためです。
立ったり歩いたりする際に、膝の外側に過度な負担がかかります。そのため軟骨がすり減り、骨同士がこすれ合うことで痛みが生じます。
また筋肉や靭帯にも負担をかけ痛みを起こします。外側の筋肉が過度に発達し、内側の筋肉が弱くなる傾向があり、膝関節の安定性が失われ、外側により負担がかかります。

外側に体重がかかるため、腸脛靭帯炎や外側の軟骨がすり減るため変形性膝関節症のリスクが高まります。
そのほかに外側の筋肉が異常に発達することから下半身が太く見えるようになります。また股関節の歪みにより浮腫みや脂肪がつきやすくなることもあります。

O脚になる原因とは??
O脚になる原因は主に日常生活の姿勢や習慣、運動不足、加齢、遺伝、病気などが考えられます。
日常生活で、無意識のうちに足を外側に開いて立ったり歩いたりする癖は、O脚を悪化させます。
座り方も気を付けなければいけなく、長時間座るときに、足を組んだり、骨盤が後ろに倒れた姿勢で座ったりするとO脚を招きやすくなります。

筋力低下でもO脚になることがあります。
それは下半身の筋肉、特に内転筋やお尻の筋肉、お尻にある深層外旋六筋が衰えると、足を適切な位置に保てなくなり、O脚になりやすいです。
【深層外旋六筋】イラスト図解!ストレッチとトレーニングのための【筋肉解剖学(作用や起始停止)】
また外転筋の過緊張でも起こりやすくなります。
太ももの外側の筋肉である外転筋が過度に発達したり、緊張すると外側に膝が開いた状態になります。

また猫背も原因になります。猫背になり、体の重心が後ろに移動し、膝を曲げて重心を戻そうとするためO脚になりやすいです。

また疾患が原因でO脚になることもあります。
1.変形性膝関節症
加齢や肥満などが原因で、膝関節軟骨がすり減り、変形し、O脚になります。
2.関節リウマチ
関節の炎症が続くことで、O脚になることがあります。
3.骨折後変形癒合
脛の骨が骨折した後、正しい形で回復せずに曲がるとO脚になる場合があります。

O脚がスポーツにどんな影響をもたらすのか?

O脚は重心のバランスの悪化や、特定の筋肉への過度な負担を引き起こし、走る、跳ぶ、蹴る動作の効率を下げる可能性があり、パフォーマンスを低下させます。そのため腰や膝にの負担を増大させ膝関節の変形や腰痛の原因になります。特定の筋肉に負担をかけるため肉離れや腱鞘炎などのリスクも上がります。

O脚を助長しやすい競技

1.サッカー
キックやストップ動作で片足での体重を支える機会が頻繁に起こるため、O脚を悪化させます。

2.バスケ
ジャンプと着地の繰り返しが膝に負担をかけるため、O脚を助長しやすくなります。

3.バレーボール
ジャンプ、着地、レシーブ時の姿勢が膝を外側に開かせる傾向があり、O脚のリスクが高くなります。

4.陸上競技(短距離走)
太ももの外側主体の筋力が発達しやすく、膝が外側に引っ張られるためO脚のリスクが上がります。
などの競技が誘発しやすくなります。


O脚を改善するトレーニング
1.内転筋のトレーニング
スクワットや内転筋を意識したトレーニングが有効的です。

2.殿筋群のトレーニング
ヒップリフトやヒップアブダクションなどが有効的です。
ヒップリフト に対する画像結果ヒップアブダクションのダイエット効果とは?バンド・ケーブルの使い方もご紹介! - OUTLINE(アウトライン)
3.深層外旋六筋のトレーニング
股関節の外旋の動きのトレーニングをすると効果的になります。
股関節の外転運動(背臥位) | 自主トレばんく 筋トレ・ストレッチ・リハビリのイラスト資料


また改善するには日常の動作から改善していかなければなりません。
長時間座りっぱなしを回避したり、足を組む癖、左右どちらかばかりに体重をかけないなど意識することがO脚のリスクを減らします。

当院で行うO脚へのアプローチ

当院ではまず何が原因でO脚が起こっているのかを見つけ出しアプローチします。

O脚によって痛みが出ている場合当院の施術と特殊な治療器を使い痛みや原因にアプローチします。

筋肉の硬さの場合鍼を使い原因となる筋肉に直接アプローチします。

またテーピングを使いスポーツ中にサポートできるようにします。

当院はジムが併設なため必要なトレーニングやリハビリも行うことができます。


O脚や姿勢、スポーツ中の痛みでお困りでしたらお気軽にご相談、ご来院ください。
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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