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肩が痛い・上がらない! ~四十肩・五十肩に対する当院での治療について~
2025/07/31
肩の痛み
こんにちは!
今回は肩の痛み、肩が上がらない、腕が後ろに回らないといった症状の四十肩・五十肩について書いていこうと思います。

五十肩・四十肩とは何なのか?

五十肩は50代に多く、四十肩は40代に多いことからこのような名称がついています。
発症した年齢の違いなので、同じ疾患として考えて大丈夫です。
また正式名称は「肩関節周囲炎」といいます。

肩周囲のどこかに炎症が起こっているためこの病名が付いています。
五十肩 に対する画像結果
肩関節周囲炎はどんな症状が出るのか?
1.可動域制限
腕を上げたり、後ろに回す動作(結帯、結髪動作)が難しくなります。
また肩の可動域が狭くなり、日常生活に支障をきたします。

2.肩の痛み
肩を動かす時、特定の動きや角度で痛みを起こします。
特徴的な痛みとして夜間痛や安静時痛があります。夜間や安静時にずきずきとした痛みが起こることがあります。

3.その他の症状
肩周りを押しての痛みや、肩の痛みが首や腕に広がる場合もあります。
炎症が強い時には、肩の腫れや熱っぽさを感じることがあります。

肩関節周囲炎は3つの時期に分け症状が進行します。
1.炎症期
炎症が強い時期で、激しい痛みを伴う時期です。
2.拘縮期
痛みが少し落ち着くものの肩関節が硬くなり可動域が悪くなります。
3.回復期
痛みが和らぎ関節の動きも徐々に改善していく時期です。

じゃあどうして五十肩や四十肩は起こるのか?
原因として加齢や使い過ぎ、猫背などの肩に負担をかける姿勢の悪さなどが考えられます。
肩関節を構成する骨、軟骨、靭帯、腱などが老化することで炎症が起きることがあります。
また肩関節の過度の使用や、同じ姿勢を長時間続けることによる負担が原因で炎症を起こします。

その他にも生活習慣病が関係していることがあります。
例えば糖尿病や高血圧などの習慣病は、血管の老化や血行不良を引き起こし、肩関節周囲の組織への酸素や栄養の供給を阻害し、炎症を悪化させることがあります。

肩関節周囲炎は筋肉も関係していることがあります。
腱板(インナーマッスル)が原因になることがあります。
腱板は肩関節を安定させ、スムーズな動きをサポートする役割があります。
その腱板が運動不足や加齢により、機能低下すると肩関節を支える力が弱まり、炎症を起こすことがあります。

また筋肉や腱、関節包、滑液包などが炎症を起こすと、関節の動きが悪くなり、痛みが生じます。
肩関節周囲炎がひどくなったり炎症が長引くと、関節包などが癒着しさらに動きを制限し拘縮や凍結肩と呼ばれる状態になることがあります。

具体的な筋肉
1.腱板
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の四つの筋肉で構成され、肩関節の安定に重要な役割をしています。
ローテーターカフ に対する画像結果
2.アウターマッスル
僧帽筋、三角筋など肩関節を動かす筋肉で、腱板の機能低下により使い過ぎになります。

3.肩関節を動かす筋肉
菱形筋、肩甲挙筋、前鋸筋、などの肩甲骨の動きをサポートする筋肉も原因になります。

肩関節周囲炎の効果的なストレッチ
1.振り子運動(コッドマン体操)
肩こり | 佐賀市 なかしま鍼灸整骨院
2.タオルを使ったストレッチ
タオルを肩にかけて、反対の手で背中側からタオルを握りストレッチする側の手を引き上げて肩をストレッチ
3.壁を使ったストレッチ
壁に手をつき、体を左右に動かしてストレッチします。
4.肩甲骨を動かすストレッチ
肩甲骨を意識し、上下左右動かしましょう。
5.キャット&ドック体操
キャットドッグ ストレッチ に対する画像結果
などがあります。

当院での施術

当院では肩の痛みを得意としています。
まずなぜ痛みが起こっているのかを見つけアプローチします。

炎症に対し特殊な治療機器を使いアプローチし痛みや腫れなどに効果を出します。

また鍼を使い筋肉に直接アプローチし肩関節の動きを出したり、痛みを取ります。

当院はジム併設の為必要なトレーニングも提案し行うこともできます。
五十肩や四十肩や肩の痛みがありましたらひどくなる前に一度ご相談ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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