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足の内側が痛い…それは「外脛骨障害」かもしれません|原因・症状・治療について
2025/09/05
足の痛み

こんにちは!


今回は、足の内側に痛みが出る「外脛骨障害(がいけいこつしょうがい)」


ついて分かりやすく解説していきます。



「足の内側が出っ張っていて痛い」

「運動すると足の内側が痛くなる」

「捻挫をしてから足の内側が痛い」


このような症状がある方は、有痛性外脛骨が原因となっている可能性があります。




外脛骨障害とは?


外脛骨とは、足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)


側に存在する過剰骨のことです。

有痛性外脛骨(外脛骨障害) | 慢性痛治療の専門医による痛みと身体のQ&A


「余分な骨」と聞くと異常なものに思えるかもしれませんが


外脛骨そのものは病気ではありません。


外脛骨は比較的よくみられるもので、外脛骨があっても痛みがなく


普段の生活に全く問題がない人も多くいます。



しかし


● スポーツなどで足を使いすぎる

● 足のアーチに負担がかかる

● 捻挫などの外傷をきっかけにする

● 靴が外脛骨に当たって圧迫される


などによって、外脛骨周辺に痛みが出ることがあります。


このように、外脛骨があることで足の内側に痛みなどの症状が出ている状態を


一般的に「有痛性外脛骨」「外脛骨障害」と呼びます。




外脛骨はなぜできるの?


外脛骨は、生まれつき存在する副骨(過剰骨)です。


足の骨が成長していく過程で、舟状骨の一部が完全に一体化せず


内側に独立した骨として残ることがあります。


そのため


「運動しすぎたから外脛骨ができた」


というわけではありません。


もともと外脛骨を持っている人に


スポーツや外傷などの負担が加わることで


症状が出てくることがあります。




外脛骨が痛くなる原因


外脛骨障害では、いくつかの要因が関係しています。



① スポーツによる負担

サッカー、バスケットボール、陸上競技、ダンスなど

● 走る

● 跳ぶ

● 急に止まる

● 急に方向を変える

といった動作を繰り返すスポーツでは、足に大きな負担がかかります。

特に成長期では、骨や筋肉などが発達途中であるため

繰り返し負荷によって症状が出ることがあります。



② 後脛骨筋による負担

外脛骨障害を考えるうえで重要なのが、後脛骨筋(こうけいこつきん)です。

後脛骨筋はふくらはぎの深い部分にある筋肉で

腱が足の内側を通って舟状骨付近に付着します。

後脛骨筋は

● 足首を下に向ける

● 足を内側に向ける

● 足の内側のアーチを支える

といった働きがあります。

そのため、スポーツなどで後脛骨筋やその腱に繰り返し負担がかかることで

外脛骨周辺に痛みが出ることがあります。

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③ 扁平足などによる負担

足の内側には「内側縦アーチ」と呼ばれる土踏まずがあります。

このアーチを支える働きにも後脛骨筋が関係しています。

扁平足などによって足のアライメントが変化すると

後脛骨筋や足の内側に負担がかかり

外脛骨周辺の症状につながる場合があります。

ただし、扁平足だから必ず外脛骨が痛くなるわけではありません。

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④ 捻挫などの外傷

足首の捻挫などをきっかけとして

今まで痛くなかった外脛骨周辺に痛みが出ることがあります。

また、外傷によって外脛骨と舟状骨の間にある部分へ負担が加わり

症状が出る場合もあります。



⑤ 靴による圧迫

外脛骨は足の内側に出っ張っているため

靴の内側が当たることで痛みが出ることがあります。

特に

「新しい靴を履いてから痛くなった」

「運動中に靴が当たって痛い」

という場合は、靴による圧迫も確認する必要があります。




どんな症状が出る?


外脛骨障害では、主に以下のような症状がみられます。


● 足の内側に痛みがある

● 内くるぶしの前下方に出っ張りがある

● 出っ張った部分を押すと痛い

● 運動すると痛みが強くなる

● 長時間歩くと痛む

● つま先立ちで痛みが出る

● 靴が当たると痛い

● 腫れや赤みが出ることがある


特に「足の内側の出っ張った部分が痛い」というのは特徴的な症状の一つです。




成長期に多いのはなぜ?


外脛骨障害は


特に成長期のスポーツをする子どもや学生にみられることがあります。


成長期では骨や筋肉、腱などが発達途中にあり


スポーツによる繰り返しの負荷が加わることで症状が出やすくなります。


また、成長期に痛みが出たからといって


必ずしも「骨が悪い」というわけではありません。


外脛骨があっても痛みがない人は多いため


外脛骨の存在だけで治療が必要になるわけではありません。




外脛骨障害の治療・対処法


外脛骨障害では、まず症状を悪化させている原因を確認することが大切です。



① 運動量を調整する

痛みが強い状態で無理に運動を続けると、症状が長引くことがあります。

痛みが強い時期は、運動量を減らしたり

痛みが出る動作を一時的に控えたりすることが大切です。

「完全に動かない」というより、症状に合わせて負荷を調整することが重要です。



② 靴を見直す

外脛骨が靴に当たって痛い場合は、患部を圧迫しにくい靴を選ぶことも大切です。

特にスポーツをしている方は、靴のサイズだけでなく

● 足幅

● 靴の形

● アーチ部分のフィット感

● 患部への圧迫

なども確認しましょう。



③ インソールを使用する

足のアーチや足部の状態によっては

インソールを使用して足部への負担を調整する方法もあります。

ただし、インソールは全員に同じものが合うわけではありません。

足の状態を確認したうえで、自分に合ったものを選ぶことが重要です。



④ 筋肉・腱の状態を整える

後脛骨筋をはじめとした足部周辺の筋肉に負担がかかっている場合

ストレッチやコンディショニングを行うことがあります。

ただし、痛みが強い状態で無理に患部を伸ばすと症状を悪化させる可能性もあるため

痛みの程度を確認しながら行うことが大切です。



⑤ 痛みが強い場合は医療機関へ

外脛骨周辺の痛みは、外脛骨障害だけが原因とは限りません。

後脛骨筋腱の障害や捻挫、舟状骨周辺の問題など

他の疾患が隠れている可能性もあります。

そのため

「足の内側が痛い=外脛骨障害」

と自己判断するのではなく

痛みが続く場合や強い場合には整形外科などで状態を確認することをおすすめします。


必要に応じて、レントゲンなどの画像検査によって外脛骨の状態を確認することもあります。




手術が必要になることはある?


多くの場合、まずは運動量の調整や靴・インソールの見直しなど


保存的な治療が行われます。


それでも痛みが長期間続き、日常生活やスポーツ活動に大きな支障がある場合には


手術が検討されることがあります。


ただし、手術が必要かどうかは外脛骨の大きさだけで決まるものではありません。


痛みの程度や症状の経過、保存療法への反応などを総合的に判断します。




当院での治療


当院では、外脛骨そのものだけを見るのではなく


「なぜ外脛骨周辺に負担がかかっているのか」


という部分も確認して施術を行います。


痛みの状態や足部の動き、周辺の筋肉の緊張などを確認しながら


必要に応じて


● 鍼による筋肉へのアプローチ

● 手技によるコンディショニング

● 特殊な治療機器によるアプローチ

● 足部の状態に合わせたインソール

● リハビリテーション

● 足部や下肢のトレーニング


などを組み合わせて対応します。


特にスポーツをしている方の場合は、単純に痛みを取るだけではなく


「痛みが出にくい状態で競技に復帰する」


ことを目標に、段階的に運動負荷を調整していくことが重要です。




まとめ


外脛骨は「余分な骨」ではありますが


外脛骨があること自体は病気ではありません。


多くの場合は症状がなく、問題なく生活できます。


しかし、スポーツによる繰り返しの負荷や捻挫、靴による圧迫


足部のアライメントなどがきっかけとなり


外脛骨周辺に痛みが出ることがあります。


特に


「足の内側の出っ張った部分が痛い」

「運動すると足の内側が痛くなる」

「捻挫をしてから足の内側が痛い」


という方は、有痛性外脛骨が関係している可能性があります。


足の内側の痛みを放置して運動を続けると


症状が長引いてしまうこともあります。


気になる症状がある方は無理をせず、一度専門家に相談してみましょう。


外脛骨障害や足首周りの痛み、スポーツによる足の痛みでお困りの方は


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