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子供のスポーツ障害と予防法・対処法について
2019/08/06
その他の痛み

こんにちは!

今日は子供に多く見られるスポーツ障害や、その予防法・対処法についてです.

子どものスポーツ障害

子どものスポーツ障害 運動不足の子どもの増加が問題視される一方で、幼児期から野球やサッカーなどに打ち込むスポーツキッズが増えています。そして、それと同時に過剰な運動量によって、子どものスポーツ障害の発生も多くなり、楽しむためのスポーツが子どもたちのからだとこころを痛めつけているのです。スポーツ障害の予防のためには、まずスポーツ障害についてさまざまな知識を持つことがたいせつです。

小学校高学年から中学生にかけては成長期と呼ばれ、身長が急激に伸びる時期です。この時期は、骨の急激な成長に筋肉の発達が間に合わず、アンバランスな状態になり、骨と筋肉の付着部にストレスがかかりやすくなっています。
そのため、過剰なトレーニングをしていると、筋肉の腱が炎症を起こしたり、成長軟骨部がはがれてしまったりという、スポーツ障害になってしまうのです。ひどい場合には骨が変形してしまい、スポーツをやめなければならなくなったり、骨格がゆがんでしまったり、一生子どもに影響を及ぼすことにもなりかねません。

 子どもに多いスポーツ障害の種類

骨折や打撲、ねんざを外傷というのに対して、スポーツ障害とは、運動による疲労などが積み重なって発生する痛みのことをいいます。運動のしすぎや無理な動作のくり返しによって発生する筋肉や腱の炎症や、重症になると骨がはがれる剥離骨折や疲労骨折が知られています。子どもに多いスポーツ障害には、オスグット病、野球肘などがあります。

<スポーツ障害が頻発する種目> スポーツ障害が頻発する種目

野球・ソフトボール
サッカー・バレーボール
バスケットボール・ハンドボール
バトミントン・テニス
ランニング・水泳など

<種目に関係なく発生する障害>
貧血(ひんけつ)
運動のしすぎ、特に持久系の種目や大量に汗をかく場合に発生しやすく、小学校高学年の女子に多い。
予防・・・過剰な運動量をおこなわない・栄養バランスのとれた食事をする

腰痛症(ようつうしょう) 腰椎分離症(ようついぶんりしょう)
運動時や運動後、腰に痛みやだるさがある。また、ももの筋肉の柔軟性低下がみられる。腰のそりすぎや長時間の中腰姿勢によって発生することが多い。 夕方や夜にかけて腰が痛む。ピッチングやスイング、シュートなどの腰をひねる動作によって発生することが多い。
予防・・・過剰な運動量をおこなわない・極端に腰をそる姿勢しない・股関節周囲のストレッチを運動前後におこなう・腰部・股関節周囲の筋力強化をおこなう
 スポーツ障害の予防のポイント

スポーツ障害を予防するために、スポーツキッズは以下の5つのポイントをぜひ実践してください。

1.十分なウォーミングアップとクールダウンをおこなう
運動前は軽いジョギングなどでからだを温めた後、ストレッチをおこないましょう。
運動後は股関節、腰、肩甲骨を中心に、ストレッチをおこないましょう。

2.運動頻度、時間、運動量に注意する
運動頻度は週3〜4日まで、1回の運動時間は2時間以内にしましょう。
同じ動作を反復する場合は、あまり多くの回数おこなわないようにしましょう。たとえば、野球における望ましい投球量(全力投球の場合)は、小学生:1日50球以内、中学生:1日70球以内。

3.正しいフォームを身につける
高度な技術練習よりも、まずは正しいフォームを身につけましょう。

4.1年中同じスポーツをおこなわない
シーズンオフには別のスポーツもおこないましょう。

5.コンディショニングの意識を持つ
必要に応じて筋力トレーニングをおこないましょう。
お風呂上がりなど、家庭でもストレッチをおこなう習慣をつけましょう。
タイトネステストで筋肉の疲労度を確認しましょう。

タイトネステストでチェックしよう!

成長期に特に疲労が集中しやすい部分について、筋肉が疲労していないかタイトネステストでチェックしよう!

タイトネステストでチェックしよう! <ももの裏の筋肉(ハムストリングス)の確認方法>
  1. あお向けになり、両足を伸ばす
  2. 片足ずつひざを曲げずに持ち上げる
  3. 90度以上持ち上がるか確認する

<ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の確認方法>
  1. うつぶせになる
  2. ひざを曲げ、両足のかかとをお尻のほうへ近づける
  3. かかとがお尻につかなかったり、お尻が浮き上がってしまわないか確認する

<腰背部の筋肉の確認方法>
  1. 足を骨盤の幅に開いて直立する
  2. ひざを曲げずに、両手を床につけるようにする
  3. 両手が床につかなかったり、前かがみになったときの腰の部分が平たんでないか確認する

以上のテストができない場合は、対象となる筋肉がかなり疲労状態であることが疑われます。スポーツ障害の発生の危険性も高くなるので、運動内容の確認をして、ストレッチや筋力トレーニングなどのコンディショニングをおこなう必要があります。

 スポーツ障害の早期発見法

子どものスポーツ障害スポーツ障害は、早期に発見し対処することが非常にたいせつです。症状が進行してしまうと、取り返しのつかないことにもなりかねません。ところが、成長期のスポーツ障害は、初期段階に子どもが自覚症状を訴えることが少なく、痛みがあっても監督やコーチの目を気にして隠していることも多いのです。

スポーツ障害の早期発見のためには、両親が障害について正しい知識を持つことと、子どものからだの異常を日常生活の中でいち早く発見することです。特に子どもと接する時間の長いお母さんが「ホームドクター」になってください。子どもの活躍に夢中になるばかりではなく、子どもの言動やからだの様子に常に気を配ることも忘れないようにしましょう。

<日常生活でのサイン>
確認できるサイン 障害発生が疑われる部位
起床時に歩き方がぎこちない、痛がる ひざ・足
トイレでしゃがむと痛がる ひざ
はしや食器の持ち方がぎこちない、動かし方がおかしい 肩・ひじ
あぐらをかくのがつらそう、あぐらをかかない 腰・ひざ

<スポーツ活動でのサイン>
確認できるサイン 障害発生が疑われる部位
運動の後に痛みを訴える 各種障害の初期症状
走り方や動作がぎこちない、いつもとちがう 腰・ひざ・足
スポーツシューズをはくと痛がる

<慢性疲労のサイン>
スポーツ障害には、身体的な障害以外にも「慢性疲労」など、精神的な面にあらわれるものもあります。両親や指導者の過剰な期待、過剰な運動量などが原因となって発生します。以下のような様子がみられたら、運動は休ませ、運動内容を確認するとともに、本人や指導者とよく話し合うことが必要です。

動作が遅く、すぐ横になりたがる 体力低下を訴える
やせてくる 食欲がなくなる
怒りっぽくなる 傷がなかなか治らず、皮膚のつやがない

下肢アライメント異常をチェックしよう!

下肢アライメントというのは下半身の骨格の配列やバランスのことで、この異常がスポーツ障害の引き金となることも多いので、チェックしましょう。

形象 特徴 チェックの方法 発生しやすい障害
O脚 いわゆる“がにまた”の状態。日本人に多いアライメント異常です。ひざの外側に障害を起こしやすくなります。ハイアーチ合併しやすくなります。 つま先をそろえて立ったとき、ひざの間に指が2本以上入る。 腸脛靭帯炎
X脚 ひざをつけるとかかとが離れ、足がXの字のように曲がっている状態。女性や肥満者によくみられるアライメント異常です。ひざの内側に障害を起こしやすくなります。偏平足も合併しやすくなります。 両ひざをつけて立ったとき、かかとが離れる。 ガ足炎
回内足 かかとが内側に傾斜している状態。X脚から発生することが多く、ほとんどの場合偏平足も合併しています。 足首をうしろから見て、かかとが内側に傾斜している。 シンスプリント、有痛性外脛骨
偏平足 土踏まずがない状態。子どもに多いといわれているアライメント異常です。着地の衝撃をやわらげるはたらきをもつ足裏の筋力低下により、足全体に障害を起こしやすくなります。 はだしで立ったとき、土踏まずにすき間がない。 足底筋膜炎、疲労性骨膜炎、シンスプリント
ハイアーチ 土踏まずが高く、甲高の状態。足裏の筋肉の緊張が強すぎるため、着地の衝撃が指の付け根やかかとに集中してしまい、足全体に障害を起こしやすくなります。 はだしで立ったとき、土踏まずに人差し指が入るほどすき間がある。 足底筋膜炎、疲労性骨膜炎、踵骨骨端症

 スポーツ障害が発生したら

スポーツ障害が発生したら、必ず医師の診察を受け、痛みがなくなるまで運動は休ませます。さらに、以下のポイントに注意しましょう。

痛みのでる動作やトレーニングはおこなわないようにしましょう。
患部以外のトレーニングは様子を見ながら続けます。
運動後はしっかりアイシングをおこないましょう。

アイシング方法
アイシング方法
  1. 氷を入れたビニール袋や水を入れて凍らせたアイスパックなどをタオルの上から患部にあてる。
  2. 冷たい感覚が痛い感覚に変わり、そして感覚がなくなるまでおこなう。時間の目安は20〜30分。時間が短くても感覚がなくなったら、その時点でやめるようすること。冷やしすぎると、凍傷になる危険性があるので注意を。
  3. また、痛みのでない範囲で、ストレッチや筋力トレーニングをおこなう。

以上のことに気をつけながらスポーツを楽しんでいただき、お子様の健やかな成長に役立てていただければ幸いです.

もし、なかなか痛みが治らないようなことがありましたら、お早めにご相談ください.

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。


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