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手根管症候群について  ~手や手首の痛み・痺れ~
2019/08/06
手の痛み

こんにちは!

本日は手根管症候群について書いていきたいと思います。

まず手根管とは?

         

 手根管は、手首の手のひら側にあり、骨や靱帯で囲まれた親指ほどの太さの狭いトンネルです。
このトンネルを「正中神経」と呼ばれる神経と、指を曲げる腱が通っています。

症状

親指、人差し指・中指などのシビレや痛み、親指の筋力低下などがあります。シビレは、明け方に起こることが多いですが、使わないで休めていても、逆に、手作業をしていても起こる場合があります。

原因

妊娠、腕の骨折、手を使う労働者などに多くみられる病気です。
男性と女性では圧倒的に女性に多い病気です。
掃除洗濯炊事など手や手先を使った仕事をしているのが女性に多いからだと言われています。
手根管症候群の原因は、多くの場合は不明とされていますが、仕事や作業などで手や手先を使う場面が多い方は、手根管症候群になりやすいため、気をつけましょう。
同じ動作の繰り返し、妊娠によるむくみ、骨折や腫瘤(しゅりゅう)による手根管内の圧迫により起こります。痛みやシビレの症状は、手を振ったり指を動かすことで一時的に良くなることがありますが、これは、手根管内で傷んだ神経が、動かすことで循環が良くなったり、圧迫が一時的に軽減するためです。

治療

一般的には装具などでの固定がよいとされていますが、日常生活ではしびれを気にせず、積極的に使うことが大切です。また、手根管内を腱が通るので、その筋肉の柔軟や運動などが有効です。また当院では特殊な電気機器(高周波)を取り扱っており筋肉を運動させてあげ事で筋力アップ、筋肉の柔軟性を作り痛みの改善が出来ます。

運動療法(例)

手首のストレッチ

腕を肩の高さに上げて各動作を10秒ほど保持する(3セット)
   
親指を中にして握り、   
手首を小指側へ曲げる
手首と指を曲げ、 
反対の手で手前に引く
 手首を反らして壁に固定し、
 反対の手で上から押す

腱のグライディングエクササイズ

手首・指をまっすぐに伸ばした状態(基本姿勢)から開始して、以下の5つの姿勢を7秒ずつ保持する(5セット)

指をしっかり反る

指を曲げて拳をつくる

第1関節を伸ばして拳をつくる

第1・第2関節は伸ばし、
第3関節を曲げる

第3関節は伸ばしたまま、
第1・第2関節を曲げる

日常生活での工夫(例)

  • ・包丁やフライパンなどを使う時は両手で操作する(持ち手を太くして握りやすくする)
  • ・パソコンのキーボードを打つ時は、手首の下に丸めたタオルなどを敷き、手首をまっすぐに保つ
  • ・タオルを絞る時は、タオルの片方を蛇口にからめて、別の片方を両手を使って絞る

手根管症候群でお困りであれば是非ご相談ください。

当院では、しっかり状態を診させて頂き、症状に対する施術をさせて頂きます。

また、痺れなどある場合は、効果的な特殊な機器もありますので、併用し使用していきます。


大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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