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筋肉痛について
2019/08/06
その他の痛み

こんにちは。
今回は筋肉痛について書いていきたいと思います。

筋肉痛の原因

筋肉痛の原因について考えてみましょう。

まず、筋肉痛は、日常生活にはない「激しい運動」をした後で発症します。

したがって、「運動」が大きなキーワードになることは間違いないでしょう。

日常生活の中で、定期的に運動をしている人であれば、

「運動する」という行為が体にプログラミングされているため、

それに耐えられるだけの筋肉がすでに備わっています。

しかし、普段ほとんど運動しない人の体には、

「耐えられるだけの筋肉」と付ける必要がありませんので、

その状態で運動をしてしまうと体がビックリしてしまうんですよ。

運動をしない人が急に運動をすると、

「ありゃ!急に運動を始めたぞ!筋肉を動かさなきゃ!」となり、

脳が筋肉に「動け!」と指令を出します。

しかし、いかんせん「普段は使っていない筋肉」です。

急に運動すると、当然ですがその負荷に耐えられず、

筋繊維の一部が「損傷」してしまいます。

一説には、損傷した部分が回復される過程で「炎症」を起こし、

それが「痛み」となる、とされていますが、

「乳酸」が溜まることによって「血行不良を起こしている」ともされています。

じつは、「痛みを伴うメカニズム」に関しては、

いくつかの説が出されており、いまだ1つには絞られていないのです。

しかし、最も有力な説としては「回復過程で炎症を起こしているから」と言われており、

現在ではこの説に対する大きな矛盾は見つかっていません。

このように、まだハッキリとした原因は見つかっていないのですが、

どのような原因であれ、

「運動」というキーワードが関わっていることは間違いありません。

要するに、「運動に耐えられるだけの筋肉を付ける」ことが大切であり、

突き詰めるならば「運動不足こそ原因」と言えるかもしれませんね。

なぜ痛いの?

筋肉痛になると、なぜ「痛み」を伴うのでしょうか?

春先になると、運動部に入部した中学生や高校生が

「ぎこちない歩き方」で帰宅している様子を見かけます。

どうやら、筋肉トレーニングなどで筋肉痛を起こしているんですね。

私も中学&高校時代は運動部に所属しており、特に中学校1年生の1学期は辛かったですね。

それまで本格的な運動をしていなかったため、1学期の間はずっと筋肉痛と戦っていた記憶があります。

さて、筋肉痛に伴う痛みは、一説には「炎症」とされています。

激しい運動をすると、当然ですが筋肉を構成している「筋繊維」が損傷するんですね。

その損傷から回復する過程において「炎症」が起こり、

それが「痛み」として感じられるというものです。

しかし、このメカニズムもハッキリと解明されたわけではなく、

疲労物質である「乳酸」が蓄積することによる「血行不良」という説もあるんですよ。

そもそも、痛みを感じる神経は、「筋繊維」にはつながっておらず、

それを考えると、「筋繊維が損傷していても痛くない」ということになってしまいます。

しかし、損傷を回復する過程において「炎症」が起こり、

この炎症が筋繊維を包んでいる「筋膜」に到達すると、

痛みを伴うとも言われています。

前述のように、痛みを感じる神経は、筋膜には達しているものの、

筋繊維には到達していません。

したがって、筋繊維内の異常、このケースでは「炎症」ですが、

これが筋膜に達することで「痛くなる」というのが、今のところ最も有力な説です。

しかし、まだまだ筋肉痛に関しては解明されていない部分が多く、

「なぜ痛いのか?」をしっかりとした根拠で説明することは出来ません。

だからこそ、対処法や解消法にも様々な説があり、

「あなたに合ったものは?」を探すことも大切なんですね。

筋肉痛と肉離れ

「筋肉痛」と「肉離れ」について考えてみましょう。

筋肉痛は、痛みを伴うメカニズムは完全に解明されていないものの、

筋肉を構成する「筋繊維」が損傷しているという点では色々な説で一致しています。

肉離れと筋肉痛は、広い意味では「同じ症状」とされています。

つまり、損傷具合が軽いものは「筋肉痛」、

損傷が激しいものを「肉離れ」と呼んでいるんですね。

筋肉痛の場合、筋肉を構成している筋繊維が軽い損傷を起こしているのですが、

肉離れの場合、筋肉の一部が「断裂」することによって痛みを伴います。

ほとんどのケースでは下半身、とくに「太もも」や「ふくらはぎ」に起こりますね。

そもそも肉離れは、筋肉が一気に「収縮(縮む)」ことによって発症します。

普段から運動している人でも、一気に収縮運動を行ってしまうと、

肉離れになる可能性があるんですね。

プロのスポーツ選手でも肉離れになるのはそのためです。

筋肉痛の場合は、そのまま運動をし続けてもそれほど損傷は激しくなりませんが、

肉離れの場合、筋肉が「断裂」しているため、

筋肉痛では考えられないほどの「激痛」を感じます。

したがって、すぐに運動を止め、専門医の治療を受ける必要があるんですね。

ところが、肉離れでも痛みをあまり伴わないケースがあります。

この時、「無理をして運動し続けてしまう」ということもあります。

これは危険です。肉離れは、先ほどのように「筋肉の一部が断裂している状態」です。

つまり、それ以上に断裂が進行してしまうと「筋断裂」という症状になり、

完治するまでに数カ月以上も必要になるケースがあるのです。

また、軽度の肉離れでも完治に数週間は必要になるため、

「いつもの筋肉痛の痛みとは違う…」と感じたなら、

ぜひ専門医もしくは、当院までご相談下さい。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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