こんにちは、
今日は、突き指について書いていきます。
突き指は多くの人が一度は経験した事のある怪我の1つです。
だから、人によって対処法がそれぞれ違ったりしますよね。
「突き指なんてほっておけば勝手に治るよ」って言う人もいれば、
「絶対にすぐに病院へ行くべきだ!」って言う人もいるので、
どうすれば良いか分からなくて困っている方もいるのではないでしょうか?
そんな方の為に突き指に対する知識を簡潔にまとめてみました。
突き指について
突き指とは、運動などをしている際に指先に外力が加わり、指の靭帯を傷つける怪我の事です。
靭帯が傷ついてしまったのが原因で、内出血をおこして指の関節が大きく腫れてしまいます。
つまり、指が腫れるのは関節に血が溜まっているからですね。
基本的に靭帯が軽く傷ついた程度ならば、
安静にしていてば大体1週間くらいで腫れが引いて良くなるのですが、
靭帯が酷く傷ついていたり骨に異常がある場合には自力で治すのは難しいです。
症状の判断の仕方
突き指の症状の判断は見ただけでは難しいのですが、
とりあえず、すぐにでも病院へ行くべき症状を紹介しますね。
【今すぐ病院へ行くべきケース】
- 指の形が明らかに変形している
- 指が横にぐらぐらする(不自然な方向へ動く)
- 指の関節が全く曲げられない
- 腫れ(内出血)が強くでている場合(指の関節が倍くらいになります)
上記の症状が出ている場合は靱帯断裂に骨折の可能性が高く、
そのままにしておくと後遺症が残ってしまう事があります。
ちなみに中指が少し曲がったままになってしまった人もいます^_^;
また上記の症状が出ていなかったとしても、
1週間経って全く痛みが和らがない場合も危険な状態ですので、
もしそうなら迷わず病院へ行きましょう!
自分じゃイマイチ判断がつかない場合は、
とりあえず絶対安静で1週間くらい様子を見て、
痛みが減ったかどうかで判断してみると良いですよ。
突き指の対処法
突き指をしたらまず内出血を抑える事が大切です。
ちゃんと対処するかどうかで治る期間も変わってきますので、
下記の対処法を行うようにしましょう。
◆冷やす(アイシング)
冷水や氷を使って怪我をした部位をしっかり冷却しましょう。
湿布などを利用しても効果的です。
ちなみに、温めると良いという噂は内出血が収まってからの事なので注意!
◆手を心臓より高い位置に上げる
手を心臓より高くあげる事によって、内出血の量を減らす事が出来ます。
これは就寝時にも行うと怪我の治りが早くなるので意識してみて下さい。
◆固定する
指を真っ直ぐの状態で固定する事によって靭帯の修復を早める事が出来ます。
昔は指を引っ張る治療法もありましたが、逆効果なので絶対にダメですよ!
固定には包帯やテーピングを利用します。
つき指は、あまくみないようにしましょう。
突き指のみ思っていたら骨折!という可能性もあります。
他にもほっておいたら、変形してしまったや、曲がらなくなってしまったなどあります。
整形や整骨院を受診し、きちんと診てもらいましょう!