こんにちは!
今日は、子どもの膝の痛み
オスグッド・シュラッター病について書いていきます。
子どもの膝の痛みで特に多いオスグッド!
スポーツではサッカーやハンドボールが多いです。
病院(整形外科)に行くものの
「オスグッドは成長痛だから、成長痛が止まるまでその痛みと上手く付き合っていくしかないよ」
と言われ、我慢しながら練習したり、長い間練習を休んだりとしていないですか!?
また、シップ、電気、マッサージ、鍼と色々な治療法をしているけど一向に痛みが良くならない。
もうオスグッドは治らないんじゃないか・・・
「色々な治療をしているのに一向に治らないオスグッドに悩んでいる子」はとても多いです。
「もう、どうすれば良いかわからない」そんな状態だからこそ本当の事実を知ってください。
まず、本当の自分状態を知ってもらわなければなりません。
あなはのオスグッドは本当に成長痛でしょうか!?
身長が短期間に伸びているわけでもないのに成長痛が起こることもあります。
それは、太ももの筋肉の影響により膝下の骨を引っ張ってしまうことです。
これが原因だった場合、治療を適切にきちんと行えば痛みはなくなります。
オスグッドが完治しないのは、適切な治療が出来ていない可能性があります。
オスグッドが「完治した状態」とは、
- 走っても痛みが出ない
- ひざの骨の出っぱりを押しても痛くない
- 全力で走っても痛みが出そうな怖さがない
- 走り終わった後、痛みが戻ってこない
この4つの状態がオスグッド完治の基準です。
この症状が無くなるように
治療をしていく必要があります。
ただし、身長が急激に伸びた場合でも、痛みは取れることもあり
痛みの緩和をさせてあげることも可能ですが、
痛みをと付き合っていかなければならない場合もあります。
対処法
アイシング
もし、あなたがオスグッドに対してアイシングで治療をしているのであればすぐにやめてください。
病院でもシップやアイシングで「冷やしてください」が一般的かも知れません。
しかし、毎日アイシングをして効果があったでしょうか?
もしなければ余計に症状を悪化させてしまう可能性があります。
アイシングの目的は2つあります。
- 冷やすことで炎症・内出血を抑える
- 反熱作用(一時的に冷やすことでその後暖かくなる人間の体の反応)を使った血流促進
患部が内出血を起こし、腫れてズキズキ痛むときにはアイシングは有効ですが、
オスグッドは内出血をしているわけではありません。
オスグッドの痛みの原因は太ももの前の筋肉の硬さです。
冷蔵庫にお肉を入れているとどんどん冷やされてお肉が硬くなるように、
アイシングをすると筋肉は硬くなっていきます。
冷やせば冷やすほどオスグッドの原因である筋肉の硬さを悪化させることになるのです。
また、2つ目の反熱作用は、血流の促進効果が目的です。
血流の促進効果であれば、冷やさずはじめから温めたほうが効果的なのです。
ポイント 患部は、冷やさずに足全体をお風呂で温める
ストレッチ
ストレッチのやり方によっては、筋肉を硬くしてしまう可能性があります。
グイグイ伸ばした方が効きそうですが、
過度なストレッチは、マッサージと同じように体は攻撃だと感じ筋肉を硬くさせてしまいます。
ストレッチをする際の強さは、「すこし突っ張ってきたかな」くらいがベストです。
ストレッチしてほしい箇所はこの2箇所です。
- 太ももの前
- すね
これらの筋肉を柔らかくするとオスグッドの改善に効果的です。
ただし、オスグッドの痛みがある時には、ストレッチはやめてください。
症状を悪化させてしまう可能性があります。
オスグッドを最短で完治させるためにはやはり、プロに診てもらうことが一番早いです。
しかし、全国には色々な治療院が多く正直、どこに通えばいいのかわからないと思います。
ただ一つ言えることは、オスグッド治療で結果を出している院で共通しているのは、
「オスグッドの原因を筋肉の硬さだと考えている」治療院、スポーツに理解の深い専門の治療院です。
大事なのは練習をしても痛みが出てこなくても続けてケアをする
膝の骨を押しても、全力で走っても痛くない。
怖さもなくなった。
ここまで来たら完治になります。
ただ、完治した後もケアは続けてください。
オスグッドは、突然痛みが起きたわけではなく、毎日のケアをしていなかった事も大きく関係しています。
だからこそ、オスグッドになった経験を活かしてこれからもケアをしてください。
オスグッドを完治させる5ステップ
ステップ1:お医者さんも教えてくれなかったオスグッドの正しい原因を知る
ステップ2:練習を休んで治療に専念出来る状況を作る
ステップ3:結果が出ていない治療をすぐにやめる
ステップ4:オスグッドに強い治療院で治療をする
ステップ5:練習をしても痛みが出てこなくても続けてケアをする
オスグッドは必ず治る。
これだけは忘れず、諦めずに治療を行ってください。
当院では、お子様の身体の状態をしっかりと判断し
適切な治療を行っていきます。
太ももの筋肉が原因になっていることが多いですが、
何故太ももの筋肉に影響が出てしまい、膝下の痛みになるのか!?まで
しっかり診させて頂きます。
治療としては、膝の痛みに関係する筋肉の治療!
膝の痛みになっている炎症を抑え、柔軟性を向上させる治療。
身体の使い方などに問題があれば、それを矯正していく指導や
足のフルカスタムインソールでの矯正なども行えます。
お困りの方は一度お問い合わせください。
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院
スポーツされていない方も多数来院されていますので
お気軽にご相談ください。
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