こんにちは。

今日は、マラソン・トレイルランニングなどで痛めてしまう足首の痛みについて

書いていきたいと思います。

足首の痛みは、捻挫などでよく痛くなったりしますが、

足捻っていないのに痛くなってしまう！ということもあると思います。

なぜ、そんなことが起こってしまうのか！？

原因は、人によって違いますが

・足首の関節が固い

・足のバランスが崩れてしまっている

・筋力が弱い

・オーバーユース（身体のケア不足）

のどが上げられます。

1.足首が固い

このような動きは、どうでしょうか！？

真ん中の点線を0度とし

底屈動作では、約45度

背屈動作では、約20度

正常であればこれくらいの可動域があるとされています。

背屈動作がの可動域がほとんど出ないという方も多いと思います。

足首はこの距腿関節という滑車のような関節になっています。

この関節に歪みがあったり、その周りにある筋肉が固くなってきたりすると

可動域に制限がかかってしまいます。

特に、走っているランナーさん達は、足首のバネも使いながら走っていきます。

しかし、この部分、特に背屈動作に制限があるとバネが上手く機能せず

足首周辺の靭帯や筋肉や腱に大きな負担をかけてしまいます。

こうすることで捻ってもいないの痛みが発症してしまいます。

2.足のバランスが崩れてしまっている

足のバランスというのは、足裏のアーチが崩れているということです。

足裏には、土踏まずという足を支えてくれているアーチがあります。

これが潰れてしまうと

扁平足になってしまいます。

扁平足になるとこのような内側の傾きが発生し足首に無理な負担をかけてしまいます。

これによって、足首の痛みが発生することも多々あります。

さらに、ハイアーチというものもあります。

簡単にいうと、扁平足の逆です。

ランナーさんにすごく多い足の形です。

アーチがしっかりあっていいのでは！？

と思われることもありますが間違いです。

ハイアーチは、本来沈んでくれる土踏まずが沈んでくれません。

ということは、土踏まずでのクッションの機能が働かない為

足首に負担がかかります。

当院での足裏測定で測定したデータです。

中足部が全く接地していないことが分かります。

さらに指も浮指なってしまったりするので、さらにバランスが悪くなる傾向にあります。

扁平足では、内側に関節が崩れていましたが、ハイアーチは外側に関節の位置が崩れます。

この傾きにより痛みが発生します。

3.筋力が弱い

筋力が弱いと、マラソンやトレイルランニングのような同じ動作の繰り返しに

足首が耐えられずすぐ、足首の痛みが発症してしまいます。

こちらに関しては、しっかりまず長い距離を走れるように、

筋力の強化や、少ない距離から少しずつ距離を伸ばしていく必要性があります。

4.オーバーユース（身体のケア不足）

マラソンやトレイルランニングは、同じ動作の繰り返しです。

ということは、同じ場所に（足首・膝・股関節・筋肉など）負担をかけ続けます。

もちろん運動強度にもよりますが、負担をかけ続けていると

関節も固くなり、痛みなども必ず出てきます。

自分でのセルフケアや身体のケアをしてもらうことは、とても大切なことです。

ケガをしないようにしっかり身体のケアはしていきましょう。

当院での治療法

まず足首が何故痛くなっているのかをしっかり鑑別させて頂きます。

施術では、鑑別のもと筋肉の影響であればしっかり筋膜リリースと

関節の可動域を出していきます。

傾きが原因であれば、足首の位置状態をしっかり整える必要があります。

足首の調整を行い、筋肉・関節共にアプローチをします。

必要であれば、当院のランデザインというメーカーの

フルカスタムインソール作製します。

ランデザインは、名前の通り走り方を作るという意味もあり、走る競技にかなり効果の高いインソールです。

これで、足首の負担を軽減し、位置状態を整える事も可能になります。

当院では、特殊な治療機器もありますので、関節内の痛みなどに直接アプローチをしたり

可動域を広げていくことも可能です。

足首の痛みでお困りの際は、ご相談ください。

些細なことでもしっかりお応えさせて頂きます。

大阪市の東住吉区にあります

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院です

TEL　06-6702-7004

当院URL　https://harinakano-physicalcare.com/