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ランナーに多い脛の痛み(シンスプリント)
- 2025/06/28
- 足の痛み
こんにちは
今回はランナーや陸上競技、ロードワークをする選手に多い、脛の痛み(シンスプリント)について書いていこうと思います。
脛の構造
皆さんがよく言う脛(膝下)には2つの骨で構成されています。
ぶつかったときに痛いと思う脛骨と、外側に位置する腓骨で構成されています。
脛骨と腓骨には足首や足の指の動きにかかわる多くの筋肉が付着しています。
脛骨に付着する主な筋肉
1.足関節を背屈、内反させる前脛骨筋
2.足の指を伸ばす(伸展)長趾伸筋
3.親指を伸ばす(伸展)長母趾伸筋
4.足首を底屈させるヒラメ筋
5.膝を曲げる動き、鵞足に付着する縫工筋、薄筋、半腱様筋
腓骨に付着する主な筋肉
1.足関節を外反させたり、足の外側のアーチを助けている長腓骨筋
2.長腓骨筋と同じ作用の短腓骨筋
3.足関節を背屈、外反させる第三腓骨筋
4.足関節を内反、足裏のアーチを形成する後脛骨筋
5.足の指を屈曲させる長趾屈筋
6.親指を屈曲させる長母趾屈筋
これらの筋肉が脛骨と腓骨を連結し、足関節の安定性を高めています。
シンスプリントとは何か
シンスプリントとは脛骨の過度な使用によっておこるスポーツ障害です。
特にランニングやジャンプを繰り返すスポーツで多くみられ、
脛骨の内側、中央から下方3分の1あたりに痛みを生じます。
また他のスポーツ障害と違い、筋肉の付着するライン沿いに痛みを起こします。
炎症や、骨膜の損傷が原因とされ、別名、脛骨過労性骨膜炎といいます。
特に、足関節を底屈するヒラメ筋や足関節を内反する後脛骨筋がランニングやジャンプの繰り返しで痛みを起こします。
またこれらの筋肉は、ランニングやジャンプ動作で、着地時の衝撃を吸収したり、
地面をけりだすのに重要な筋肉の為、使い過ぎで痛みを起こします。
危険
ただの使い過ぎと思いなにも対処しずにプレーを続けると脛骨の疲労骨折につながる可能性があるので
はやめのケアなどをしましょう。
予防と対処法
1.運動前のウォーミングアップ
筋肉を温め、柔軟性を高めましょう
2.適切なシューズ選び
クッション性の高いシューズや、足に合ったインソールを使用することで衝撃を緩和し、炎症を抑えます
3.休み
シンスプリントは運動をやめることで症状がよなります
十分な休養を取ることが大切です
4.アイシング
練習後などにしっかり冷やし炎症を抑えましょう
5.ストレッチ
ヒラメ筋や後脛骨筋のストレッチをしましょう
当院でできる治療
当院では、痛みの原因を見つけ出し、アプローチします。
足裏の形状を見て、走り方からも原因を見つけます。
必要な方にはセルフケアをお伝えし、テーピングを使って動きにアプローチします
また一人一人に合ったオーダーインソールを提案します。
筋肉が原因の場合、筋肉に直接アプローチする特殊な治療機器を使い炎症を抑えます。
鍼灸を使い、直接筋肉に刺し、痛みや炎症を抑え動きを楽にします。
当院ではランナーの方や、足の疾患の方が多くご来院してくださいます。
足の疾患は得意です。
脛の痛みや、走り方が気になる方、足の違和感などある方はお気軽にご相談、ご来院ください。
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院
スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。
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