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格闘技における背中の痛みはなぜ起こるのか
- 2025/07/03
- 背中の痛み
こんにちは
今回は格闘技における背中の痛みについて書いていこうと思います。
格闘技で使う筋肉はなにがあるのか
パンチを打つときに使う筋肉
1.大胸筋
腕を前に押し出す動きをサポートします。
2.三角筋
肩の筋肉で、パンチの加速や打つ際の体の軸を安定させます。
3.上腕三頭筋
肘を伸ばす筋肉で、パンチの推進力を高めます。
4.広背筋
背中の筋肉で、パンチを打つ際の引き付け動作や、パンチの威力を増大させます。
5.腹筋群
体幹の筋肉で、体の安定性や回転に使われます。
6.脊柱起立筋
背骨を支える筋肉で、腹筋群と協力して、体の回転のサポートをしています。
7.肩回旋腱板
肩関節を安定させる筋肉で、パンチの際に方の脱臼を防ぎ、力をロスなく伝える役割あります。
格闘技でなぜ背中が痛くなるのか
格闘技は常に前重心で、頭部を前に出した状態での構えが多く、背中と首に負担をかけます。
そのためストレートネックになりより首、肩、背中に痛みが出ます。

↑の写真のように顎を引き、首が前に出ている状態で、戦い続けます。
まずストレートネックとは、首の骨(頸椎)が本来持つS字上のカーブが失われ、まっすぐになってしまう状態のことを言います。

ストレートネックになると↑上のような症状が出ます。
なぜ起こるのか
スマホやデスクワークで下を向き続け、同じ姿勢をを長時間続けることによって起こりやすいです。
また高すぎる枕も原因になります。枕が高すぎると、寝ている間に首が不自然になり、ストレートネックになりやすいです。
ストレートネックになると上の画像のように首、肩意外にも症状が出ます。
人間の体はS字状に背骨が曲がっているため、その湾曲が崩れると猫背や巻き肩、反り腰など首より下に症状が出ます。
また、考えられる原因として
1.使い過ぎ(過度なトレーニング)
2.フォームの乱れ
3.特定の動作の繰り返し
4.無理な姿勢で競技する
などが考えられます。
背中の痛みで原因となる筋肉
1.僧帽筋
肩の筋肉で、パンチやキックの時の肩をすくめる動作や、打ち返す動作で負担かかります。
2.広背筋
背中の筋肉で、姿勢の維持や、腕を後ろに引く動作、パンチの体を捻る動作で負担がかかります。
3.脊柱起立筋
背中の筋肉で、構や防御の姿勢で緊張状態になりやすく、痛みを起こします。
4.菱形筋
肩甲骨の内側にある筋肉で、肩甲骨を寄せるため、使い過ぎで負担がかかります。
格闘技ではどんな人に背中の痛みが起こりやすいか
初心者や、運動不足の方
フォームがわからない人などに多いです。
また、プロの方などは、過度のトレーニングのやりすぎや
同じ構えでの姿勢不良で起こりやすいです。
格闘技をしていない方では
デスクワークなどで同じ姿勢をしている方
姿勢が悪い方
運動不足の方
ストレス強い方
加齢での筋肉の衰えある方
などがあります。
背中や首の痛みの効果的ストレッチ
首は前後左右、などいろいろな方向へ伸ばしましょう。
肩

いろいろなストレッチを駆使して張りを取り、動きを出しましょう
当院での治療
当院では、なぜ痛みが起こっているのか、筋肉の張りなのか、姿勢からなのか、何の筋肉なのかを見つけアプローチします。
特殊な治療機器を使い、痛みや炎症を取ります。
また鍼灸を使い筋肉自体に直接アプローチし、痛みや張りを取ります。
セルフケアもお伝えします。
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院
スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。
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