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野球やラケット競技に多い肩・腰の痛み ~左右の筋力の違いがもたらす体の変化~
2025/07/04
肩の痛み
こんにちは
今回は姿勢で気になる、左右の筋力差の違いがどのように体に影響するのか書いていきます。


なぜ筋力が左右で変わるのか

ラケット競技や野球では、ラケットを利き手で持ちプレーしたり、利き手で投球を行ったりします。
その為、利き手や利き足がより発達しやすいため、左右で筋肉量が変わったりします。


筋肉量が左右違うと、どのような影響が出るのか

1.姿勢の歪み
左右の筋力差は、骨盤や背骨の歪み、肩の高さの違い、首の傾きなど、姿勢の歪みとして現れることがあります。
利き腕側の筋肉ばっかり発達すると、その側の方が下がり、反対側の肩が上がるなど、姿勢のバランスが崩れます。

2.動作の非対称性
左右の筋力差は、歩行や走るなどの動作にも影響を与えます。
片足で踏ん張る際に、筋力が強い方に重心が偏り、歩幅やリズムが左右で異なることがあります。
これにより、転倒のリスクが高まったり、特定の筋肉や関節に負担がかかりやすいです。

3.運動能力の低下
左右の筋力低下は、スポーツパフォーマンスにも影響を与えます。
テニスやゴルフのように片側の腕や脚をよく使うスポーツでは、左右の筋力差が生じやすく、スイングやフォームの安定性を欠くことがあります。

4.ケガのリスクUP
筋力差は、特定の筋肉や関節に過度な負担をかけるため、ケガのリスクを高めます。
例えば、筋力の弱い側の足首や膝を捻挫しやすくなったり、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みも起こしやすくなります。


なぜ体の歪みが出るのか

原因として考えられるのは、姿勢の悪さです。
長時間同じ姿勢でいること(デスクワークの方など)も原因になります。
巻き肩や反り腰なども原因になります。

また日常ではカバンをどっちかの肩のみで持ったり、足を組んだり、頬杖着いたり、立っている時にどっちかに重心をかけていることで体の歪みが出ます。

スポーツでは、野球やラケット競技などの片側の腕をよく使うスポーツやなどで、利き手側に負担をかけ下がりやすくなります。
巻き肩から肩の高さが変わることもあります。巻き肩から肘の痛みも出やすくなることもあります。
また腹斜筋がかかわっていることがあります。

腹斜筋とは、お腹の横の筋肉で左右差が出やすく、骨盤と肋骨をつなぎ、体幹の回旋や側屈、姿勢の維持にかかわる筋肉です。
右利きの場合、右側の外腹斜筋と左側の内腹斜筋が強く、反対側が弱くなっています。
腹斜筋 に対する画像結果
腹斜筋が収縮すると、その側の骨盤が引き上げられ、反対側の肩が下がります。


なぜ巻き肩から肘に痛み出るのか

巻き肩は肩が内に巻いている状態で、投球ホームの乱れや、肩周辺の筋肉のアンバランスを引き起こし、肘に負担をかけます。
また、投球時に肩甲骨の動きが悪くなり、肘を痛めやすくなります。

当院の治療

当院ではなぜ体に歪みが出ているかを見つけ治療します。

筋肉なのか、スポーツでの癖なのか、日常の姿勢なのかしっかり判断し治療します。

また特殊な治療機器を使い届きずらい深層の筋肉にもアプローチします。

鍼灸を使い、特定の筋肉に刺激し緊張を緩めます。

筋力のバランスが悪く気になる場合、当院はジム併設の為、トレーニングもサポートします。

身体の姿勢、左右差で気になりましたらお気軽にご相談ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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