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ランナーに多い足底の痛み ~足底腱膜炎について~
2025/07/11
足の痛み
こんにちは
今回はランナーに多い足底腱膜炎について書いていこうと思います。

足底の役割とは

足の裏は人間にとって大事な役割をしています。
足の裏 に対する画像結果

主な機能

体重を支える
立っている時や、歩いている時に、体重の重みを支える役割を担っています。

衝撃を吸収する
歩行や走行時に地面からの衝撃を吸収し、足や膝、腰への負担を軽減します。

バランスを保つ
足底のセンサー(メカノレセプター)が地面からの情報を感知し、バランスを保つための筋肉の動きを調節します。

推進力を生み出す
歩行時や走行時に、足底の筋肉が収縮し、地面をけりだす力を生み出し、体を前進させます。

アーチ構造の維持
足底のアーチは、足の骨格を支え、衝撃吸収や推進力に貢献します。

足底のアーチとは何か

足底のアーチは3つあります。
1.内側縦アーチ
2.外側縦アーチ
3.横アーチ
の3つで構成されています。
足の裏アーチ に対する画像結果

足のアーチによって起こりうる痛みとは

扁平足
内側縦アーチの土踏まずの部分が低下または消失した状態。
足底腱膜炎や外反母趾などの原因になります。
扁平足とは | 茂澤メディカルクリニック南千住【公式】荒川区 内科 皮膚科 リハビリテーション科 整形外科

開張足
横アーチが低下し、足指の付け根が広がった状態。
開張足によって、足の指の関節に負担がかかり、外反母趾やモートン病などの原因になります。
開張足 に対する画像結果

ハイアーチ
土踏まずが高すぎる状態。
足裏の柔軟性が低下し、足底腱膜炎や踵骨棘などの原因になります。
ハイアーチ  に対する画像結果

外反母趾
親指が外側に曲がり、親指の付け根の関節が突出した状態。
開張足やハイヒールを履くことなどが原因になります。
外反母趾 に対する画像結果

足底腱膜炎とはどういう状態なのか

足底腱膜炎は、足の裏にある足底腱膜(足底筋膜)が炎症を起こした状態です。
過度な負荷、足のアーチの崩れ、柔軟性の低下、合わない靴などで起こると考えられます。

どんな人が起こりやすいか

1.長時間たちっぱなしの仕事や、ランニング、ジャンプなどのスポーツを行っている人
2.扁平足やハイアーチの方
3.ふくらはぎや、アキレス腱の柔軟性低下している人
4.クッション性の低い靴やハイヒールなどよく履いている方
このような原因で起こることが多いです。

症状

1.朝起きた時の痛み
寝起き一発目に痛むことが多いです。

2.歩き始めの痛み
歩き始めや立ち上がった時に、踵から土踏まずにかけて痛みを感じます。

3.安静時の痛み
症状が進行すると、安静時にも痛みが出ます。

4.踵や土踏まずの圧痛
炎症を起こしている部分を押すと痛みが出ます。
などがあります。

当院での治療

当院では足底につく筋肉から原因を見つけアプローチします。

足底の測定をし、何が原因でこの痛みが出ているのかを見つけ治療します。

炎症や腫れがある場合、特殊な治療機器を使い炎症を抑えます。

また、鍼灸を使い直接アプローチし、痛みと炎症をなくします。

必要な方にはオーダーメードインソールを提案します。
テーピングを使って足のアーチをサポートします。

足の疾患、足裏に痛み、違和感がある方はお気軽にご相談、ご来院ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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