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突然の背中の痛み ~ぎっくり背中とは~
- 2025/09/02
- 背中の痛み
こんにちは!
今回は突然に起こる背中の痛み、ぎっくり背中について書いていこうと思います!
ぎっくり背中とは?
ぎっくり背中とは、突然背中の筋肉や筋膜に軽い肉離れが起こり、激しい痛みや違和感が生じる症状のことです。
ぎっくり腰の背中版ともいわれます。
症状は突然激痛に襲われ、動くたびに鋭い痛みを感じることが多く、日常生活に支障をきたすことがあります。
発症のきっかけ
・寝ている状態から急に起き上がろうとした時
・後ろを振り返ろうとした時
・重い物を持ち上げた時
・くしゃみや咳をしたとき
・長時間座っている状態から立ち上がるとき
このような動作の時にぎっくり背中を発症していることが多いです。
ぎっくり背中の原因として筋肉や筋膜の急激な損傷になります。
主に
不適切な姿勢
長時間のデスクワークやスマホの使用による猫背、中腰などの不自然な姿勢は、背中の筋肉や靭帯に予期せぬ負荷をかけ損傷をひき起こしやすくなります。
急な動作や不適切な動作
急な体の捻りや不適切な重量の持ち上げ、突然のくしゃみや咳などが背中の筋肉や靭帯に負担をかけ損傷しやすくなります。
筋肉の柔軟性低下
運動不足や加齢により筋肉が硬くなり、柔軟性が低下すると、些細な動作でも発症しやすくなります。
疲労の蓄積
筋肉に継続的な負担がかかることで疲労が蓄積し、固まった状態が原因で発症しやすくなります。
血行不良・体の冷え
血行が悪くなると筋肉の柔軟性が低下し、筋肉が固まりやすくなります。
水分・ミネラル不足
水分やミネラルが不足すると筋肉の制御がうまくいかず過剰な収縮を引き起こすことがあります。
これらが原因で発症のリスクが高まります。
ぎっくり背中はどこに痛みをおこす?
ぎっくり背中の痛みは肩甲骨周辺や肩甲骨と肩甲骨の間、または腰から肩甲骨にかけての範囲に痛みを発症しています。
具体的に痛む場所として
肩甲骨周辺の場合
特に肩甲骨の周りや左右の肩甲骨の間辺りに痛みを感じます。
背骨のあたり
首の下から腰の上にかけての背骨のあたりにも痛みを感じることがあります。
ぎっくり背中になりやすい特徴
長時間同じ姿勢で過ごすことが多い人は発症のリスクが高くなります。例えばデスクワークやスマホの使用が多い人、車の運転などが長時間続くと、背中の筋肉が硬くなり、負担がかかりやすくなります。
また猫背や巻き肩など姿勢が悪い人も発症のリスクは高くなります。
また普段から運動しない人などは筋肉が固まって入るため動き出しの際に損傷しやすくなります。
ストレスが溜まっている人も発症しやすくなります。自律神経が乱れることで血行が悪くなり、筋肉が硬くなるからです。
寒さや気圧の変化に弱い人も注意が必要になります。
ぎっくり背中には、筋肉が深く関係しています。
脊柱起立筋
背骨を支える筋肉で猫背などで常に張ってしまうと負担がかかりやすくなります。
僧帽筋
首から背中にかけてある筋肉でぎっくり背中の原因になりやすい筋肉になります。
広背筋
背中の中央からわき腹にかけて広がる大きな筋肉で、急激な収縮や伸張により損傷することがあります。
大菱形筋
肩甲骨の内側にある筋肉で僧帽筋とともに損傷しやすくなります。
予防と対策
ぎっくり背中を防ぐには適度な運動で筋肉の柔軟性を保ち、正しい姿勢を意識すること、そして重い物を扱う際や長時間同じ姿勢が続く場合は注意をはらい、背中への負担を軽減することが重要になります。
またストレスを軽減し、血行を促進するような生活習慣を心がけることが重要になります。
ぎっくり背中にはストレッチが有効になります。
胸郭のストレッチ
仰向けの背中伸ばし
仰向けに寝て両手を頭上に伸ばし、足先も伸ばして全身を伸ばすイメージで行いましょう。
腰回し運動
腰に手を当て腰をゆっくり左右に回します。肩を動かすイメージ出行うと効果的になります。
当院での施術
当院では痛みの原因になった筋肉にアプローチし痛みや動きを良くしていきます。
炎症が起きている場合には当院の特殊な治療器をつかい炎症や痛みを取っていきます。
また筋肉が原因の場合には鍼を使い硬さを取り、治癒を早めていきます。
状態によりますが1、2回で痛みは取ることが可能です
背中の痛みやぎっくり腰など気になりましたらお気軽にご相談ください。
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院
スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。
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