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ランナーに多い股関節の痛み ~当院ならではの治療とは~
2025/11/06
股関節の痛み
こんにちは!

今回はランナーに多い股関節の痛みに

ついて書いていこうと思います!
股関節痛み に対する画像結果

股関節は走るときの動作の起点となる

重要な役割を担っています。

股関節は足を前に押し出したり

足を後ろに蹴り上げたり着地の時に

上半身を支えるなど様々な働きを担っています。

股関節は走るときに負担を相当かけるため

ランナーさんは痛みが起こりやすくなる

部位になります。

走る競技やランニングをされている方は

一度は違和感や痛みを感じたことが

ある人は多いのではないでしょうか?


股関節が痛くなる原因

股関節が走ることによって痛くなる

主な原因は4つ考えられます。

1.股関節の使い過ぎ
股関節周辺の筋肉には大腿四頭筋や内転筋群
腸腰筋、大殿筋などがあります。
これらの筋肉や腱に走りすぎることによって
炎症が起きていると痛みを起こします。
炎症が起きている場合は股関節を動かした時
歩くとき、走るときに痛みを生じやすくなります。

2.ランニングフォームの悪さ
股関節痛はランニングフォームによって
痛みを起こす場合があります。
多いフォームとして左右どちらかに
体重が傾いている場合や
猫背で走っているなど
上半身が原因で股関節に痛みを起こします。
股関節は上半身と下半身をつなぐ
役割をしているため上半身の姿勢から
股関節に負担をかけてしまいます。

3.左右の足で筋力が違う
手で利き手があるように足にも利き足が
あります。
気付かないうちに利き足に
頼ってしまっていることで痛みを
起こしやすくなります。

4.同じコースばかり走っている
例えばグランドや公園など走る場所が
決まっていていつも右回りばかりという方は
同じところに負担をかけやすくなります。
コースには左右の気付かないくらいの
傾斜があることが多く知らないうちに
片方の足ばかりに負担をかけていることが
あります。


股関節の痛みとして考えられる

股関節に付着する腸腰筋(ちょうようきん)の炎症

腸腰筋炎について説明していきます!


腸腰筋とは?

腸腰筋は腰の骨(腰椎)から始まる

大腰筋(だいようきん)と

腸骨と呼ばれる部分から始まる

腸骨筋(ちょうこつきん)の総称のことで

大腿骨小転子に終わる筋肉になります。
腰痛の筋肉⑨【腸腰筋】
インナーマッスルとされています。

腸腰筋の作用

・股関節の屈曲・外旋
足を引き上げたり股関節を外に
回したりしています。

・体幹の安定
上半身と下半身をつなぎ
身体のバランスを保っています。

・骨盤の前傾と腰椎の前弯の維持
骨盤を前方に傾け腰椎の自然な
S字カーブを維持することで
直立姿勢を保ちます。

その他にも

歩行、走行、階段の上り下りなど

様々な動きをスムーズに行うために

必要な筋肉になります。

スポーツでは瞬発的な動きにも

関わります。

腸腰筋が硬くなったり機能低下すると

骨盤が前に傾き反り腰や猫背に

なりやすくなります。

本来はまっすぐであるべき腰の

カーブが強まり腰椎に負担がかかるため

腰痛を引き起こしやすくなります。

身体の変化としては骨盤が前に倒れることで

内臓をしたから支える役割が低下し

おなかが付き出る

ポッコリお腹になりやすくなります。

また股関節の動きが制限されることにより

股関節痛が起こりやすくなります。

足があげずらくなることから

普段の生活からつまずきやすくなったりします。


腸腰筋に負担がかかりやすい人の特徴

・骨盤の前傾(反り腰)の人
骨盤が前に傾くことで
腸腰筋が常に縮んだ状態になり
負担がかかります。
また立っている時や歩くときも
腰椎を支えるために腸腰筋が
過剰に働き負担を増大させます。

・骨盤が後傾している人
骨盤が後傾しているのは
腸腰筋が弱くなっているパターンがあります。
腸腰筋がうまく使えないと
腰椎を適切な位置に保つ機能を低下させるため
他の筋肉が過剰に働き痛みを起こしやすなります。

その他にも
体幹の弱い方や

股関節の硬い方

筋力が左右違うなどの方が

股関節痛や腰痛を起こしやすくなります。


対処法とは?

セルフケアとして

腸腰筋や股関節周りのストレッチが

効果的になります。

股関節ストレッチ に対する画像結果
股関節ストレッチ に対する画像結果
股関節を柔らかくするストレッチ! メリットと効果的な方法について徹底解説|コナミスポーツクラブマガジン|コナミスポーツクラブ
上記の画像のようなストレッチや

仰向けの姿勢から片膝を抱え込み反対の足を内側や外側に倒して捻る方法や

椅子に座り、片足を乗せ上半身を前に倒すことでお尻を伸ばすストレッチがあります。

画像の二枚目の四つ這いのストレッチでは、膝を外側に開き体を前後に動かしましょう。

また痛みがなくなってから再発しないために

トレーニングも大切になります。

日常動作で痛みがなくなってから行いましょう。

最初は体幹トレーニングを行いましょう。
フロントブリッジ に対する画像結果
体幹を意識したトレーニングを行い体の安定性を高めることが重要になります。

腹筋を意識し四肢を動かすことで股関節の負担を軽減していきます。

段階的なトレーニングとして水中トレーニングやエアロバイクは

股関節の負担が少ないため痛みが消失した後におすすめです。

水中では水中での歩行から徐々に

ジョギングなどへ負荷を上げていきましょう。

またランニングフォームの見直しも大切になります。

股関節に負担をかけてしまうフォームとして

1.ヒールストライク走法の方
着地のたびにドスンと音をたて走ってしまう方や
かかとから地面に接地するヒールストライク走法の方は
着地の衝撃が股関節や膝にダイレクトに伝わるため
故障のリスクが高まります。

2.骨盤が左右に大きく揺れてしまう方
走る際に骨盤が左右に揺れるような動きは
片側の股関節ばかり酷使する原因になります。

3.上半身が猫背や前傾すぎる方
疲労がたまると猫背や骨盤後傾になりやすく
腸腰筋が縮んだまま使われ
炎症を起こしやすくなります。

走る際は腹筋や背筋を使って

骨盤を立てた状態で足を動かす意識で走りましょう。

また歩幅を広げすぎると着地衝撃が強くなり

股関節に負担が集中するため

リズミカルなテンポで足の真下に

着地するイメージで走りましょう。


当院での治療

当院ではまず何が原因で痛みが出ているのかを

しっかり見つけアプローチします。

当院では特殊な治療機器を使い手技で届かない

深部までしっかりアプローチします。

また筋肉に直接アプローチするため鍼を使い刺激します。

当院はジムとランニングマシーンなども完備しているため

フォームの直しや必要なトレーニングも提供できます。

股関節や足の痛み違和感がありましたらお気軽にご相談ご連絡ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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