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ランナーに起こりうるふくらはぎの痛み ~原因と当院の治療とは~
2025/12/26
ふくらはぎの痛み
こんにちは!

今回はランナーに起こりうる

ふくらはぎの痛みについて書いていこうと

思います!
ふくらはぎの痛み に対する画像結果

ランナーやトレイル、陸上競技をやっている

競技者の方で一度はふくらはぎに違和感や

痛みを感じたことがいる人は多くいるのではないでしょうか?


まず第一にふくらはぎとは

ふくらはぎは膝関節から足関節までの下腿後面部にあり

主に筋肉、骨、神経で構成されています。

特に、下半身の血液を心臓に送り返す「第二の心臓」としての役割を担っています。

主な筋肉としてふくらはぎを構成する代表的な筋肉が

下腿三頭筋(かたいさんとうきん)です。

これは腓腹筋とヒラメ筋の2つの筋肉から成り立っています。

腓腹筋はふくらはぎの一番表面にある筋肉で

内側頭と外側頭の二つに分かれています。
腓腹筋の作用と役割(起始停止・神経支配・筋トレメニューなどを徹底解剖)
大腿骨(太ももの骨)から始まりヒラメ筋と合流しアキレス腱になります。

歩行時に地面を蹴ったり、走ったり、ジャンプしたりといった動きに関与しています。

腓腹筋は速筋線維が多く含まれ

瞬発的な動きをサポートしている筋肉になります。

ヒラメ筋は腓腹筋のさらに深い位置にある筋肉になります。
ふくらはぎ~ヒラメ筋の機能~|リハビリ・看護・介護の総合情報サイト
ヒラメ筋は脛骨と腓骨(すねの骨)から始まり

アキレス腱に合流します。

主に足首を底屈(つま先を下に向ける動き)を行います。

立ち姿勢を維持するなど持久的な動きをサポートしています。

腓腹筋と違い遅筋線維の割合が多く、長時間のスポーツ活動を助けています。

ふくらはぎを構成している骨として

脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)の2本で構成しています。

脛骨は下腿の内側にある太い骨で

主に体重を支える役割をしています。

下の部分で内くるぶしを形成しています。

腓骨は下腿の外側にある細い骨で体重を直接支えることはほとんどなく

主に筋肉の付着部や足首の安定を助けています。

下の部分で外くるぶしを形成しています。
腓骨と脛骨 に対する画像結果

ふくらはぎの役割

・運動機能のサポート
歩く、走る、ジャンプなどの日常的な動作から
スポーツまで様々な運動を可能にする筋肉になります。

・血液循環のポンプ作用
下半身の血液を重力に逆らって心臓に送り返すポンプの役割をしており
浮腫みの予防にもつながっています。
この働きから第二の心臓と呼ばれています。

・姿勢の維持
抗重力筋として立っている時の正しい姿勢を保持しています。


ふくらはぎの筋肉の作用は主に

足関節の底屈(つま先を下に向ける動き)と膝の屈曲(膝を曲げる動き)です。

足首を下に向け

つま先立ちや歩行、走行時の力強い蹴りだしを可能にしています。

地面を蹴る力を生み出し

体を前進させたり持ち上げたりする際に重要な役割をしています。

特に膝が伸びた状態での足首の底屈時に強く働きますが

膝を曲げる際にも貢献しています。


腓腹筋とヒラメ筋の違い

腓腹筋とヒラメ筋は関与する関節が違います。

ヒラメ筋は足関節のみに関与します。

腓腹筋は足関節と膝関節の両方に関与します。

膝関節の屈曲を助けているのは腓腹筋のみとなります。

また腓腹筋が歩行の推進力を生み出す一方

ヒラメ筋は歩行の安定性維持と持久力に貢献しています。

ヒラメ筋はゆっくり収縮する遅筋に対し

腓腹筋は素早く力強い収縮をする速筋の特徴があります。


ふくらはぎの痛みには何が起こっているのか?

ふくらはぎの痛みとしていくつか

考えられます。

1.筋肉痛
筋肉痛は運動によって損傷した筋線維が
炎症を起こすことで生じる症状になります。

2.こむら返り
こむら返りとは筋肉が異常に収縮し
痙攣をおこしている状態になります。
足を攣るという状態になります。

3.肉ばなれ
筋肉が断裂したり損傷した状態のことを
肉離れといいます。

またこのような症状が無くても

ふくらはぎに痛みを起こす場合があります。

その他の原因として

1.オーバーワーク
過度なランニングを行うことで
ふくらはぎに負荷をかけ痛みを起こす場合が
あります。

2.ウォーミングアップ不足
ランニング前にウォーミングアップで
身体を温めておかないと関節や筋肉がかたまったままの為
筋肉痛や肉離れになりかねないです。

3.水分不足
ランニング中の水分不足は
体内のミネラルバランスが崩れるため
こむら返りの原因になります。

4.フォームの乱れ
フォームの崩れや着地方法の乱れは
ふくらはぎに負担がかかるため
痛みを起こしやすくなります。

5.シューズがあっていない
大きすぎるシューズは足が靴の中で安定しず
足の指やふくらはぎに余計な力がかかります。
小さすぎるシューズは足首の動きが制限されるため
着地時に衝撃吸収できないためふくらはぎに
負担がかかってしまいます。

またランナーのふくらはぎの痛みには

年齢、月間距離、身長なども関連しているとも

されています。

走りすぎないことや休息を週1以上は入れるなどの

対策を行いましょう。


注意するフォームとは?

正しいフォームで走ることは

ふくらはぎの痛みを予防するうえで

重要になります。

意識するポイントとして

足が真下で着地しているのか?

腕を後ろに引けているのか?

目線はまっすぐ向けているのか?

ももを上げれているのか?

など気にするべきことがたくさんあります。

正しいフォームで走るには柔軟性や

筋力も必要になるため

トレーニングなどの別の運動も

取り入れていきましょう。


ふくらはぎの痛みから起こりやすいスポーツ障害とは?

ランナーに多いスポーツ障害の中で

ふくらはぎに起こるものとして

シンスプリントやアキレス腱炎が考えれます。

これらのスポーツ障害はオーバーユースによって

ふくらはぎを使いすぎることで起こりやすくなるため

痛みや違和感を感じたら

ひどくなる前に一度ご相談ください。


ふくらはぎに対する当院の治療

当院では痛みの原因にアプローチし痛みを抑えます。


特殊な治療機器を使い深部にも


アプローチし炎症や痛み関節の動きをだしていきます。


筋肉の硬さが取れない場合


鍼を使い筋肉自体に直接刺し疲労感や硬さを取ります。


テーピングを使い筋肉のサポートを行います。


必要な人にはオーダーインソールを


提案しスポーツ中の動きをサポートします。


ふくらはぎの痛み、違和感、足の痛みできになりましたら


お気軽にご来院ください。


大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
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スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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