こんにちは。
今回はバスケットボールによるスポーツ傷害について書いていきたいと思います。
バスケットボールによる怪我はたくさんあります。
スポーツによる怪我は100パーセント防ぐことはできません。
バスケットボールに多い怪我は、足首の捻挫、膝の捻挫、肉離れ、打撲などです。
足首の捻挫は一番多く診られます。
バスケで骨折や脱臼は少ないですが、突き指による怪我や肩の脱臼はあります。
バスケの怪我で来る患者さんを診ると、必ずと言っていいほどみな足の指に力が入っていません。
また親指の付け根に魚の目ができてる子もいます。
指に刺激がないので特に小指の爪が無くなりかけていいたり、外反母趾や内反小指になってる子もいます。
足の指に力が入らないと、重心が後ろに傾いたり足首に力が入りずらくなります。
つまり、怪我をしやすくなってしまうのです。
バスケはとてもハードなスポーツなので、あらゆる体に歪みを生むことがあります。
スポーツ心臓、成長障害などで、成長障害とは成長軟骨や骨端線の障害、関節の内、外反変形、疲労骨折や機能障害などです。
今のスポーツは競技で勝つ事が優先され、これは小学生でも例外ではありません。
その為、痛みをがまんし来院するころにはだいぶ症状が進んでいる事が多くあります。
最悪手術やスポーツを断念しなくてはならない事もありますので、痛みを感じたら我慢せずすぐに医療機関を受診してください。
最後に一番多い足関節の捻挫ですが、軽い捻挫を自然に治してる方もいますが、たかが捻挫と言ってもとても危険です。
一度の捻挫で何十年も苦しむ方もいます。
また関節がゆるくなり、いわゆる「くせ」になることもあります。
これは、捻挫に伴い関節のズレが生じそれがそのまま固まってしまうからです。
治ったようでも疲れてくると腫れたり、押すと痛かったり力が入らなかったりするので、たかが捻挫と思わず必ずしっかり治してください。
一度緩んだ関節は元に戻すのは大変ですから。
当院ではスポーツ専門の治療院としてアスリートさんの痛みの除去、競技の復帰さらにはパフォーマンスの向上につながるように取り組んでいます。
また、足元の測定や筋肉量・バランスの計測を行いプレーの中での癖を予測し痛みが再発しないように持っていきます。
バスケットは怪我の多い種目です。
当院では特殊な電気治療器(EXE)や鍼灸、テーピングなど様々なアプローチ法を用意し一人一人の症状にベストな治療を組んでいきます。
スポーツでの基本は違和感を感じたら無理をしないことです。
出来ればその時点ですぐに体を診てもらえる所に行くのが予防になります。
痛みがでて故障してしまうとどうしても練習を抜けてしまう期間が出てきてしまいます、もしお体に不安があるのであればぜひ一度ご連絡ください。